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一見仲よしだけど…人には言えない夫婦生活の悩み

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:夫婦の悩みは人に相談しづらい…

夫婦にはそれぞれの形や関係性があります。夫と妻のパワーバランスも異なります。家庭内の決まりややり取りはふたりですべて決めますから、それはふたりだけのルールであり、一般論や世間の常識とは異なるケースもあります。

そうなると他人に相談することはなかなか難しくなってくるのです。夫婦間の悩みを相談するには、まず自分の家庭内の常識から説明しないといけないので、非常にめんどうです。

また、他人に自分の家庭が変わっていると思われたくないことから、相談しづらさがあります。

 

2:【夜の生活編】リアルすぎる夫婦生活の悩み7つ

(1)子作りの義務感

「妻と結婚して3年が経ちます。今まではそれなりに妻と夜の営みを楽しんでいました。妻は僕より3つ年上なのですが、30代を迎えたころから“そろそろ子供が欲しい”という話になりました。

そこからは排卵日を計算して、スケジュール立てて計画的にセックスするようになったのですが、まるでそれが義務のようになってしまって興奮できなくなってきています」(マサミチ/29歳)

(2)セックスレス

「妻とは高校時代からの付き合いで、結婚して19年目です。息子は大学1年生になり、ひとり暮らしを始めました。19年ぶりに妻とのふたり暮らしが再開したのですが、妻とどう接したらいいのかわからなくなってしまいました。

何とか頑張っていいムードに持っていったのですが、肩に手を回した途端、”え?何?”と腕を跳ねのけられる始末。もう何年も手も握らせてもらえません」(コウタ/43歳)

(3)タイミングが合わない

「私たち夫婦は共働きなのですが、夫の仕事は夜勤が多く、朝帰って来て夕方まで寝ています。私は朝仕事に出て、夜に帰宅するのでタイミングがまったく合いません。片方が求めて来ても、もう片方が疲れていて断るという日が続いています。

休みもお互い不定期で一緒になる日はほとんどなく、チャンスは年に数回くらいなんです。セックスしたいから休み希望を出す、転職するっていうのも何か違うような気がして、結局セックスレスが続いてしまっています」(カナ/27歳)

(4)コンドームの有無

「妻とはまだ新婚で、ほぼ毎日のように夜の営みをしています。ある日妻から”子どもが欲しい”と言われました。でも正直、僕はまだしばらくふたりきりで過ごしたいので賛成できませんでした。

その問題をうやむやにしたままでいたのですが、セックスをするとき、いつものようにコンドームを付けると、妻から外すように言われました。僕が躊躇していると妻が怒ってしまい、その日からセックスするのが億劫になっています」(タダシ/26歳)

(5)子どもに気付かれないように

「私たち夫婦には中学1年生と小学5年生の息子がいます。子どもがそこそこ大きくなってきて困ることは”いつセックスするか”ということです。

夜、息子たちが寝静まったのを見計らおうにも、なかなか寝ませんし、家が狭いのですぐに気付かれてしまいます。

休日に買い物に出かけるのを装って、夫婦で外出し、ホテルを利用します。ですが、ホテル代もバカにならないので……悩みどころです」(ムツミ/38歳)

(6)セックスの積極性

「妻はもともとあまりセックスが好きではありませんでした。そもそも何が気持ちいいのかわからないという感じだったのですが、そんな妻のためにセックスについて独学で勉強しました。

すると、その甲斐あってやっとセックスの気持ちよさに気付き、好きになってくれたんです。ところが、妻が求めてくる頻度が僕のペースを上回ってきてしまって……。僕の体力が保たず、困ったことになってしまいました」(トシハル/27歳)

(7)妊娠中の性欲

「妻が妊娠6か月を迎えたのですが、自分の持て余している性欲をどうすればいいのか困っています。当然、妻に求めることもできず、妻は常に家にいるのでひとりで処理することも難しいです。

仕事帰りに個室ビデオに寄ったりしたのですが、それでは満足できず、かと言って風俗に行くことは罪悪感があり、躊躇します。無事に出産するまで耐えられるかわかりません」(ナオヤ/28歳)

 

3:セックスだけじゃない!変わった夫婦生活の悩み4つ

(1)飲み水の管理

「夫は水にうるさいんです。水道水は決して飲まなくて、浄水器を通した水を水素カプセルが入った瓶に入れて、3時間経ったものしか飲みません。私はこだわりはないのですが、夫のために、水の用意を手伝ってました。

でもいつからか、その作業が私の仕事みたいになってきて、水が切れていたら怒られるんです。あなたのこだわりなんだから、自分でやってって言いたいです」(サオリ/25歳)

(2)生活費

「僕も妻も働いています。ふたりとも収入は同じくらいなのですが、家賃や光熱費、保険や日々の食費から妻の携帯代まで、生活費は僕がすべて払っています。なので、給料のほぼすべてがそれに消えてしまいます。

しかし、妻の収入はすべて妻のものなんです。だから、少しだけ生活費を負担してほしいと言ったこともあるのですが、断られました。男が払うものだと思ってるみたいです」(タクヤ/27歳)

(3)電気代の節約

「私はよく部屋やトイレなどの電気を消し忘れてしまいます。それを夫から”電気を消し忘れてるよ。もったいないでしょ”と注意されて、そこから電気代についての話がしばらく続きます。

でも実は、夫もけっこうな頻度で消し忘れているんです。私は”わざと点けっぱなしにしている訳じゃないんだから、気付いたほうが消せばそれでいいじゃない”と思っているので。考え方の違いにストレスが溜まります」(リコ/31歳)

(4)お酒の匂い

「僕は仕事柄、お酒の席につくことが多いです。付き合いや接待などが多いのですが、妻は極端にお酒に弱く、私が飲んで帰って来たときの酒気で、気分を害してしまいます。

妻の体質はしかたがないことなのですが、私はお酒を飲まないと先方の心証に悪く、飲まない訳にはいきません。

しかし家に帰ると”私がお酒の匂いがイヤだって言ってるのに、なんで飲んで帰って来るの?”と怒られます。家でも外でも頭を下げてばかりです」(ユウジ/29歳)

 

4:悩みをあげればキリがない

世の中には仲の良さそうな夫婦がたくさんいます。しかし、必ずその夫婦ならではの悩みや問題があるのです。悩みのない夫婦などいません。考え方も性別も違う人間が一緒に生活する訳ですからむしろ当然と言えるでしょう。

ここで問題なのは、悩みが発生したことではありません。悩みの原因が相手にあるように思ってしまうことです。どんな夫婦にも悩みは必ず発生する訳ですから、大切なのは、それをふたりでどのように折り合いを付けていくかということでしょう。