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【例文あり】「久しぶりメール」の書き方!ビジネス・英語から恋愛テクも
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:久しぶりメールって、どう書くか困りますよね
「お久しぶり」な相手へのメールって、何をどう書くべきか? 地味に悩んでしまう人は多いのではないでしょうか?
あまり親しげでも「今さら?」と思われそうだし、かといって形式ばった書き方だと「よそよそしい!」と思われそうだし……。
2:久しぶりメール……ビジネスでの正しい書き方3つ
ここからは、実用的なお話!
ビジネスでのお久しぶりメールで使える例文を交えながら、正しい書き方のポイントを3つお届けします。
(1)「大変ご無沙汰しております。●●会社の▲▲です」
ご無沙汰している相手にビジネス上でメールをする際には、まずは「ご無沙汰してしまっている無礼」について触れるのが一般的。
よく使われている文例としては、
「大変ご無沙汰しております。●●会社の▲▲です」
と、ご無沙汰している事実に触れたあと、自分が「どこの誰」なのかを名乗るようにします。
ご無沙汰のレベルによっては、記憶の彼方に忘れられてしまったり、すでにアドレスを削除されている可能性もあるので、“どこの誰なのか”を名乗るのは一般的なビジネスメールマナー。それに加え、実務上でも有益なインフォメーションになります。
また、本当にお久しぶりすぎる場合は、
「大変ご無沙汰していまい、申し訳ございません。」
と、お詫びを入れてから、本題に入るのもいいでしょう。
(2)「○○の節には、ありがとうございました」
かなりご無沙汰しちゃっている相手だと、「どこの誰です」と名乗っても「えーっ? 誰だっけ? いつ会ったっけ?」なんてことにもなりがち。
そのため、
「すっかり時間が経ってしまいましたが、○○のときは大変お世話になりました。」
のように、相手に“いつどこで縁があった人物なのか”を思い出してもらう必要があります。
お世話になった時期やシチュエーションを簡単に書きつつ「その節は、ありがとうございました」と加えておくと、親切です。
(3)「今回、連絡をいたしましたのは~」
ご無沙汰な相手にビジネス上でメールを送る場合には、なぜ“こんなに久しぶりなのに連絡をしたのか”を、相手に理解してもらう必要があります。
そのため、ご無沙汰して1通目のメールであっても、どんな用件で連絡したのかは概要だけでも記すのがマナー。
「今回、ご連絡をいたしましたのは、○○の件についてです。」
というように、本題に入りましょう。
「ご無沙汰していました」と用件を書かずにメールを送られても、受け取った相手は「で、いったい何の用?」ということになってしまいます。
「久しぶりだし、まずは挨拶だけで、用件は1通目の返事が届いてからにしようっと」という“配慮”は、むしろこの場合には不要と考えていいでしょう。
3:久しぶりメール…英語で使える表現3つ
続いては、英語でお久しぶりな相手にメールを送る際に便利な表現を3選お届けします。
(1)「Long time no see.」
文字どおり「長い間、会ってない」という状態を表す定型句のような言い回し。「久しぶりだね!」のニュアンスです。
ちょっとくだけた言い方でもありますが、不必要に形式ばる必要がない相手には送りやすい表現です。
(2)「It’s been a while.」
日本語で言うところの「お久しぶりです」的なニュアンスを伝えたいときに便利な言い回しです。
「Long time no see.」ほどはくだけていないので、汎用性が高い表現でもあります。
(3)「How have you been?」
「お元気ですか?」的な挨拶を仕込みたいときに使える便利な表現です。
「いかがお過ごしでしたか?」的なニュアンスを含むので、しばらく会っていなかったご無沙汰な相手に定型句的にも使えます。
4:恋が始まる!? 久しぶりメールで使える恋愛テク3選
さて、久しぶりな相手に連絡をして、そこから恋が始まっちゃう展開だって巷では珍しくありません。
「そういえば、あの人、どうしてるかな?」と思ったときに使える恋愛テクを3選ご紹介します。
(1)間違いメールのフリ
「久しぶりに連絡したいけれど、連絡する口実が見当たらない……」という相手には、間違いメールのフリをして相手の出方を探るのも恋愛テクです。
例えば、山本さんに間違いメールを送るなら、別の組織の山本さんに送るメールを間違えちゃったような体裁にするという具合です。
ただし、このときに凝りすぎた間違いメールを送ってしまうと「危機管理能力に欠けた人だな」と思われるリスクも。
ちょっとした事務連絡程度の体裁を装うと、自然です。
(2)単刀直入に「久しぶりに会いたい」と伝える
ご無沙汰している相手への連絡は、なにかと口実を作って会ってしまうのが得策。それを軽めに伝えてしまう恋愛テク。
思い切って「元気? 久しぶりに会いたいな!」くらいシンプルなメールを送ったほうが、相手も警戒せずに「おー、そうだな。会おうか」なんて自然な流れに入っていきやすいケースも多いです。
(3)「アドレス変えました」
お久しぶりな相手に送るメールで王道の恋愛テクと言えば「アドレス変えました」連絡もハズせません。
ご無沙汰している相手にもしれっと送りやすく「ところで、●●さんはお変わりないですか? 今後は、プライベートな連絡はこちらにお願いします」など相手の“名前”に触れる一文を加えておくと、“一斉送信した感”にならずに、メールのキャッチボールに繋がりやすいです。
5:お久しぶりの連絡は丁寧に!
ご無沙汰している相手に連絡するときには、ビジネス上の相手でもプライベートな知り合いでも、丁寧な連絡が基本。
適当に連絡をしてしまえば「今さら、何? 怪しい……」なんて連絡を取ってきたことを邪推されるリスクもあるので、常に相手の立場にたった連絡を心がけていきましょう。