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垢ぬけるとは?垢ぬけてる人の特徴とメイク・ヘア・ファッションのポイント

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:垢ぬけるとは?

日常的によく使う言葉ほど、何となく意味を流していることも多いもの。真の「垢ぬけ」を目指すためにも、言葉の意味をきちんと把握しておきましょう。

(1)「垢ぬける」の意味

「垢ぬける」とは、どのような意味をもつ言葉なのか。改めて調べてみました。

あか‐ぬ・ける【×垢抜ける】の解説
容姿・動作や技芸などが洗練されている。いきですっきりしている。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「垢」と言えば、一般的に「体につく汚れ」のこと指しますが、この場合の垢は「欠点や未熟さ」のこと。「田舎臭さ」「野暮ったさ」を表現している比喩とも言えるでしょう。

未熟な野暮ったさが抜ける=なくなること。洗練された粋な状態になることを「垢ぬける」というのです。

(2)垢ぬけるために必要なことは?

トレンドをキャッチするアンテナをもつ、おしゃれを学ぶ、美意識を高める……垢ぬけた人になるためにはさまざまなテクニックが必要ですが、外見の変化だけでなく内面の意識改革も必須。表面的なものばかり取り入れていては、いつかボロが出てしまいます。

洗練されたセンスをしっかり身につけるためにも、気持ちの面での「垢ぬけ」を目指していきましょう。

2:何が違う?垢ぬけてる人の特徴5つ

垢ぬけている人に共通している特徴を、5つピックアップしてみました。

(1)自分に似合うものを知っている

垢ぬけている人は、自分に似合うものをよく知っています。顔立ち、体型、雰囲気……自分自身をよく理解した上で、しっくりとくるものを選ぶことができるのです。

トレンドやブランドなどで判断せず、「似合っているかどうか」をいちばんの基準にしているため、コーディネートを大きく外すこともありません。似合っているからこそすてきに見える、雰囲気に合っているからおしゃれになると知っているのです。

(2)時代に合わせて変化を取り入れる

垢ぬけている人は、流行にすぐ飛びつくようなことはしませんが、時代の流れはしっかりと把握しています。年齢を重ねた人ほど、自分がいちばん輝いていた時代の流行を引きずりがちですが、垢ぬけている人は過去の栄光にしがみつくことはありません。

いまの自分を受け入れ、いまの自分に似合うものを取り入れる。それが結果的に時代の流れを掴むことに繋がり、いつの時代もセンスのよさをキープすることができるのです。

(3)サイズ感を大切にしている

トレンドのファッションをしていても、最先端のコーディネートをしても、どこか垢ぬけ感が出ないという人は、もしかするとサイズ感が合っていないのかも。

垢ぬけている人は、必ず、自分の体型にきちんとフィットした洋服を着ています。肩幅やヒップライン、パンツの裾など、細かいサイズ感の違いで驚くほど垢ぬけることがあるもの。垢ぬけている人ほど、単純なサイズ表記ではなく、細部にこだわった洋服選びをしているはずです。

(4)テイストに統一感がある

トップスはきれいめでボトムスは乙女系、靴はスポーティ……ひとつひとつはセンスがいいものであっても、テイストがばらばらではよさを活かすことはできません。

統一感があるファッションは、垢ぬけた人の共通項。ちぐはぐなコーディネートはご法度です。テイスト、カラー、デザイン性など、何かひとつにポイントを置いてトータルのバランスを大事にする。それでこそ洗練されたファッションを完成させることができるのです。

(5)自分らしさがある

流行ばかり追って、雑誌で見たそのままの格好をするのはダサいだけ。ちょっとしたアレンジや自分らしいオリジナル要素がある人ほど、洗練された印象を受けます。

嫌味なく個性を出すには、やはり「センスを磨くこと」が大前提。流行を自分のテイストに自然に取り入れることができれば、ワンランク上の垢ぬけに繋がるはずです。

3:すぐに実践!垢ぬけメイクのポイント3つ

冴えないメイクとはもうお別れ。今日からのメイクが変わる、垢ぬけポイントを押さえていきます。

(1)透明感のある肌

ベースとなる肌のメイクは、「透明感」が命。野暮ったさの原因となる厚塗りは厳禁です。特に最近は、素肌感のあるメイクがトレンドということもあり、しっかりこってりファンデーションはマイナス要素にしかなりません。

スキンケアや下地にこだわって、ファンデーションはあくまで薄めに。日頃からのお手入れも合わせて、透明感のある肌作りをしていきましょう。

(2)アイメイクは濃さでなく立体感で勝負

「瞳を大きく見せたい」という気持ちはわかりますが、盛りすぎは禁物。不自然に濃いアイメイクは、洗練された雰囲気には程遠いと言っていいでしょう。

目元をおしゃれに垢ぬけさせるには「濃さ」ではなく「立体感」を意識してみて。涙袋や目頭にハイライトを入れることで、さり気なく印象的な目元を演出できるはず。

(3)リップはトレンドがマスト

唇は顔のパーツの中でも目立つ部分。だからこそ、しっかりカラーや質感の流行を押さえておきたいところ。ここ数年は、大人っぽいくすみカラーのリップやブラウン系のリップがトレンドになっているので、トライしてみるのもおすすめです。

4:一気に雰囲気が変わる!垢ぬけヘアのポイント3つ

少し手を加えるだけで雰囲気をがらりと変えることができる、垢ぬけヘアスタイルのポイントを3つご紹介します。

(1)軽さを意識したヘアスタイル

洗練されたヘアスタイルは「軽さ」がキーワードに。重いヘアスタイルのままでは野暮ったさから抜け出すことができません。

トレンドのふわふわパーマやシースルーバングは、顔周りを明るくみせてくれる点でもグッド。ロングヘアの人は思い切ってショートにチャレンジしてみるのもいいですね。軽やかでエアリーな髪型で、一気に垢ぬけること間違いなしです。

(2)奇抜すぎないカラーリング

垢ぬけ=カラーリングと張り切って、奇抜な髪色にしてしまうのはストップ。ピンクやグリーンといったビビッドカラーは確かに人気ですが、垢ぬけたいなら、ナチュラルなカラーから始めてみるのがおすすめです。

ヘアスタイルと同じく「軽さ」をポイントに、肌の色をきれいに見せてくれるブラウンやアッシュ系のヘアにハイライトを数本入れて、ぬけ感を手に入れましょう。

(3)艶と潤いが必須

こだわりのヘアスタイルを活かすには、髪の毛自体が健康でなければいけません。パサパサかさつきヘアでは、何をしても芋っぽくなるだけ。洗練された雰囲気には「艶」と「潤い」が欠かせないのです。

シャンプーやトリートメントはもちろん、ヘアアイロンやドライヤーを見直すことも潤いキープには大事な要素です。

5:やりすぎは逆効果!垢ぬけファッションのポイント3

垢ぬけたい、おしゃれになりたいと気張りすぎるとかえってダサくなってしまうときもありますよね。肩肘張らない、自然体のファッションセンスを身につけていきましょう。

(1)流行アイテムを重ねない

トレンドのアイテムや流行のコーディネートは、垢ぬけた雰囲気を作るためにも必要な要素。ですが、何もかも流行のもので揃えようとするとかえって野暮ったくなってしまうものです。

あえて流行アイテムはひとつに絞って、頑張りすぎないトレンドファッションを取り入れていきましょう。

(2)色の組み合わせを学ぶ

ひとつひとつのアイテムは悪くないのに、トータルのコーディネートで失敗してしまう……。もしかすると、色の組み合わせをきちんと把握できていないのかもしれません。

それぞれの色には、相性のいい色とそうでない色があるもの。雑誌や写真集などを参考に、色の組み合わせを学んでいきましょう。アクセントカラーを中心に、コーディネートを作っていくのもおすすめです。

(3)アクセサリーを欲張らない

簡単におしゃれを演出することができるアクセサリー。ついつい欲張って身につけたくなるかもしれませんが、垢ぬけている人ほど重ねづけは避けるもの。

ピアスにネックレスにブレスレット……ゴテゴテつけても、おしゃれになるどころか下品に見えてしまうこともあるので注意しましょう。

6:垢ぬけている人は内面も違うの?

「流行を追いすぎない」ことも、自分に似合うものを身につけることも、無理をせず自然体でいることも、すべて自分に自信がなければできないこと。垢ぬけている人が魅力的に見えるのは、自尊心が高く自分のセンスに自信があるからにほかなりません。

外見をセンスよく磨くためには、考え方や物事の捉え方のセンスがなければ不可能です。洗練された見た目は、洗練された内面の表れと言っても過言ではないでしょう。

7:まとめ

本当の意味で垢ぬけた人になるために、外見だけでなく内面にも目を向けていきましょう。洗練されたセンスを身につけるには、気持ちの面で「垢ぬける」必要があるのです。

流行はもちろん、自分に似合うもの、本当に好きなものをしっかり見極めて。内実共に垢ぬけた人を目指してくださいね。