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生涯独身な男女の割合は?ひとりで生きることのメリットとデメリット

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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1:生涯独身の男女は増えている?

かくいう筆者も、オーバー40で独身なのですが、日本で独身の男女というのは増えているのでしょうか。

国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2019年)」によると、2015年の「50歳時の未婚率」は男性が23.37%、女性は14.06%でした。2010年と2015年の調査を比べると、男性は約3.2ポイント、女性は約3.5ポイント上昇しています。

50歳を超えてから結婚をする人もいまは珍しくないため、50歳時の未婚率をもって生涯独身の割合と見なすことはできません。しかし、少なくとも、「50歳になったときに結婚していない人の数は増えている」と言えます。

2:生涯独身で過ごすメリット5つ

生涯を独身で過ごすことには、メリットもあればデメリットもあります。まずは、メリットから考えてみましょう。

(1)とにかく自由

パートナーや子どもがいないので、とにかく自由です。時間のすべてを自分のしたいことに使うこともできますし、仕事だって誰に相談する必要もなく出張に出掛けることも、なんだったら海外赴任だってできます。

(2)親戚づきあいの煩わしさがない

筆者はけっこう恋人の家族と仲良くできると思っているタイプなのですが、恋人やパートナーの家族と人間関係を作っていくのが苦手というタイプはけっこういます。

また、自分自身は仲良くできているつもりでも、相手の親から陰で何を言われているか、わかったもんじゃないですよね。独身でいれば、結婚によって生まれるめんどうな人間関係を背負い込まなくてすみます。

(3)友達との関係を維持できる

筆者の周囲には、独身者が多いですが、やっぱり「お互いに独身」のほうが友達関係は維持しやすいです。いまはコロナの影響で難しいですが、コロナ以前は、毎週末、みんな気兼ねなくバーに集まっていました。結婚すると、なかなかそうはいきませんよね。

(4)経済的余裕ができる

すべてではないにしろ、結婚するとどうしても給与がパートナーとの共同財産になったり、子育て資金や教育費として貯蓄していく必要があります。ですが、独身だと自分の給与はまるまる自分のものです。自分の好きなように、自分の楽しみのためにお金を使うことができます。

(5)やりたいことができる

「とにかく自由」にも通じますが、やりたいことができるのが独身の最大のメリット。誰に相談する必要もなく、また反対されることもありません。自分がやりたいと思ったことを、趣味も仕事も含めて自由にできるのが、独身のいいところです。

3:生涯独身で過ごすデメリット5つ

では、今度は独身でいることのデメリットを考えてみましょう。

(1)老後の心配

平安時代初期に書かれた最古の説話集に「日本国現報善悪霊異記(にほんこくげんほうぜんあくりょういき)」というのがあります。

この説話集の中には、本来は妻帯(=結婚)してはいけないお坊さんが、「弟子とは言え、見ず知らずの赤の他人。自分の老後のめんどうをちゃんと見てくれるかどうかはわからない。早く結婚して子どもをもったほうがいい」という話がけっこう出てきます。平安時代から、みんな老後のことが心配だったんですね。

それはいまも同じ。独身でいることで自分の老後を不安に感じている人は少なくないでしょう。

(2)親や隣近所がうるさい

地方に住んでいればいるほど、「いつになったら結婚するんだ」という結婚圧力はすごいものがあります。筆者の親も正直なところ、うるさいです。聞こえないフリをしたり、気にせず放っておけたりすればいいですが、毎日のように詰められるのは精神的にもしんどいものです。

(3)年をとるにつれてひとり

独身のメリットとして「友達との関係を維持できる」というのを紹介しましたが、これは友達も独身だと成立する話。自分だけが独身で、周囲がひとり、またひとりと結婚していってしまうと、次第に友達がいなくなります。

そして、最後は「自分だけひとりぼっち」ということになってしまいます。

(4)病気になったときに不安

年をとると、若いときは違った病気の心配がでてきますよね。特に長期入院が必要になったときなど、独身だとやっぱり不安になります。

(5)人生の最後もひとり

人はいずれ死にます。そんなとき、独身だと、最悪の場合、家でひとりで亡くなって誰にも気づいてもらえず、何日か経過してから発見ということもあります。

4:生涯独身でいるなら考えなければいけないこと3つ

もし、本当に生涯独身でいようと思っているなら、最低限考えておかないといけないことがいくつかあります。

(1)貯金や保険は?

何よりもまず、お金のことです。ネットなどでは何歳まで生きるとして、何千万円必要というのをよく聞きますが、お金はあったに越したことはありません。独身だからお金が自由になる!と散財せず、ちゃんと貯蓄もするようにしていきましょう。

(2)老後のめんどうは誰に見てもらう?

結婚したとしても、子どもをもたないケースも多々ありますし、子どもをもったとて、世話をしてもらえない、子どもに先立たれるという場合もあるので、「結婚すれば安心」というわけでもありませんが、独身は「絶対に安心できない」ポジションです。

ご近所づきあい含めて、人間関係をちゃんと維持していくことが必要です。

(3)生き甲斐を見つけておく

そして、ひとりでも日々の生活を充実させられるように、生き甲斐になるものを見つけていきましょう。いま、ゴルフやフットサル、あるいはダンスが趣味、という人も多いかもしれません。

しかし、老いていくと、激しい運動系の趣味はできなくなってしまうかも。そのときに楽しめる趣味を探しておく必要があります。

5:まとめ

結婚をしないといけないわけではありません。いまの時代なら、生涯独身でも充実した生活を送ることもできるでしょう。ですが、そのためにはいろいろと準備や日々の心がけが必要になってきます。