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体位いくつ知ってる?男女が好き・嫌いな体位とイキやすい体位
桃倉ももM.Momokura
目次
隠す1:体位っていくつ経験したことがありますか?
みなさんは普段どのような体位でセックスをしていますか?
正常位、バック、座位、側位……一般的なものから少し変わったものまで、あなたがまだ経験したことのない体位はたくさんあるはず。
せっかくだからいろいろな体位を習得し、パートナーとのセックスをもっと楽しいものにしたいですよね。
あなたが知らないセックスの域に、足を踏み入れてはみませんか?
(1)四十八手って知っていますか?
ところで、みなさんは四十八手(しじゅうはって)をご存じですか?
江戸の画家が描いたとされる体位の種類を表したもので、その数は四十八種類を超えると言われています。
一般的な体位からかなりアクロバティックなものまであり、江戸の人々もまた、性に深い興味をもっていたことが伺えます。
今回の記事内にもいくつか登場しますが、全部知りたい!という人は『四十八手』とネットで検索してみてください。
(2)体位をたくさん知っているほうが楽しめる!?
ほかの人よりもいろんな体位を知っている。これって女性としてかなりの武器になるのでは!?と筆者は思います。
だって、ノーマルな体位以外にもたくさんの体位を知っているほうが、セックスをより楽しめます。単純にセックスのバリエーションが増えるわけですからね。特に、長年付き合っているカップルのマンネリ化防止にはおすすめです。
パートナーとのセックスをより楽しいものにしていくために、ひとつでも多くの体位を習得してくださいね。
2:男子に聞いた!好きな体位7つ
男性はどのような体位を好むのでしょうか?
筆者の周りの男性に好きな体位を聞いてみました!
(1)正常位
日本人の定番中の定番、それが正常位! 定番なだけあって、筆者の周りでもやはり断トツ人気No.1でした。
その理由は「相手の顔が見える」「全身が見える」など。また、いろんな体位を試した結果、この体位に落ち着いたという人も。
「いちばん好きな体位は、やっぱり正常位かな。相手の顔も見えるしね」(Tくん・38歳)
「とにかくこの体位がいちばん楽。ほかの体位ってけっこう疲れるんですよ」(Kくん・22歳)
(2)バック
後ろからガンガン突きたい。そんなちょっとドSな男性に人気なのがこの体位。
人によっては奥まで入るそうですし、お尻好きなんかもこの体位は大好き♡ 体位の好みで相手のフェチもわかってくるようです。
「お尻が好きなので、この体位は好きですね。考えた人天才だと思います!」(Tくん・38歳)
「逆に顔が見えなくて済むので、どうでもいい人とヤル場合はこの体位を自分の中で推奨してます(笑)」(Dくん・31歳)
(3)対面座位
この体位好きには、おっぱいフェチが多いです。女性が男性の太ももにまたがった際、男性の顔の前におっぱいがくるのがこの体位のいいところ。
また、女性の体重がアソコにかかってくるので、奥まで入るのがいいという人も。
「おっぱいが顔の位置にくるんですよね。それがたまらない」(Kくん・22歳)
「ほかの体位と比べて、いちばん奥まで入る気がする」(Dくん・31歳)
(4)寝バック
「とにかく奥まで入るんですよね。彼女もこの体位になると喘ぎが激しくなるので、より感じてくれてるのかと」(Kくん・22歳)
「男としては正常位と変わらない姿勢だし、わりと楽なので、行為そのものに集中できる点で好きですね」(Dくん・31歳)
(5)側位
「女性の体が綺麗に見えるのがこの体位だと思ってます。お尻から腰のラインなんて最高!」(Kくん・31歳)
「寝バックからの側位が定番だとは思うんですが、画がエロいですよね。鏡の前とかでヤリたいな」(Kくん・22歳)
(6)立ちバック
バックにも種類があります。通常のバックに寝バック、そして立ちバック。どれも人気が高いですが、その中でも立ったままでのバックが好きだという男性の意見を聞いてみました。
「やっぱり立ちバックがいちばんですね。だけど相手の身長によっては、こちらが体勢を調整しなければならないので、そこが少し……」(Yくん・21歳)
「すごい奥まで入る気がする。立ちなので勢いを付けやすい」(Tくん・38歳)
(7)騎乗位
女性が男性の上にまたがる体位のこと。女性側の体重がかかってくるため、より奥へと挿入が可能。
アレが小さい男性でも、この体位だとより深いところまで挿入できます。また、女性が自分の上で動いてる姿がなんともエッチ♡
挿入部分も男性側からは丸見え、女性は少し大変ですが男性は寝ているだけでいいので楽ですね。
「女性が自分の上で動いているのがエロい! 下から見る彼女も新鮮ですね」(Tくん・38歳)
「挿入部分がよく見えるので、どの体位よりも興奮します」(Kくん・22歳)
3:女子に聞いた!好きな体位7つ
今度は女性側の意見として聞いた、好きな体位をご紹介。
男性とは違ってくるものなのでしょうか? その理由などを女性目線で聞きました。
(1)正常位
やっぱり正常位は、男女共に断トツの人気ですね。その理由の多くは、相手の顔が見えるというもの。また抱きついたりもしやすく、いちばん密着度の高い体位になります。
「彼の顔が見られるので、落ち着きますね。彼が感じている顔を見ることができるのでさらに興奮します!」(Mさん・24歳)
「抱きついて全身密着できるので、この体位がいちばん好きです」(Aさん・23歳)
(2)バック
バックも、正常位の次くらいに筆者の周りの女性からは人気が高い!
女性の意見として多かったのは、人にもよりますが、ほかの体位よりも深いところまで感じることができるという理由。
ほかにも、お尻を叩かれるのが好きだという理由からバックが好きだという女性も。Mっ気のある女性は、この体位を好む傾向にある気もします。
「バックだと、普段は入らない奥のほうまで、彼のモノを感じることができるので好きです」(Oさん・22歳)
「お尻を強く叩かれたり、揉まれたりするのが好きなので、バックが好きです」(Aさん・23歳)
(3)対面座位
お互いに座って、男性の太ももに女性が乗る形になる体位。この体位も女性には人気です。
その理由のひとつには、挿入部分がよく見えるというちょっぴり変態なものもありました。
「座位って、お互い連結した部分がよく見えるんですよ。“〇〇くんのが、すごく入ってる。入ってるのが丸見えだよ”とか実況しながらすると、いつも以上に興奮するんです」(Mさん・24歳)
(4)寝バック
バックの種類のひとつである寝バックですが、これも女性には人気の高い体位になります。
男性側の体重がかかってくるわけですから、この体位もとにかく奥まで入りやすい。より奥に感じることができ、またほかの体位では味わえない感覚がこの体位では味わえるそうなんです。
「通常のバックよりも奥にも感じることができます。より密着率も上がるので好きです」(Oさん・22歳)
「体質にもよるんですが、寝バックって、ひとりでしているときのような感覚になるんです。パートナーとのセックスはもちろん好きですが、ひとりプレーも好きなので、この体位はほかの体位よりも特別ですね」(Cさん・24歳)
(5)側位
側位が女性に人気が高い理由もまた、男性の意見と似ていて、とにかく画がエロいというもの。また、側位の際に、無理やりあごを引き寄せられてキスされるシチュエーションに萌えるという人もいました。
「ラブホに行った際にベッドの横に鏡があるときなんか、こちらからお願いして側位をしたりもしますね」(Aさん・23歳)
「寝起きのとき、後ろから側位で入れられるのが大好き」(Mさん・24歳)
(6)松葉崩し
松葉崩しは、四十八手のひとつ。
正常位の姿勢から女性が片足を天井に突き上げます。その足を男性が支えるように持ちそのまま挿れる体位になります。
「松葉崩しの体位を取ると、クリトリスの部分がよく擦れて気持ちいいんです」(Mさん・24歳)
「いつも以上にガンガン奥に突かれている感じがする」(Aさん・23歳)
(7)背面騎乗位
意外にも女性からの人気があったのが背面騎乗位。騎乗位の状態から、男性の顔のほうにお尻を向ける体位。
通常の騎乗位とは反対方向を向いたもの。この体位がどうして人気なのか?
背面騎乗位をしているとき、女性が男性側に倒れると、挿入したままあおむけで寝そべる状態となるわけですが、男性は両手が自由なので、胸やクリトリスを触ってもらいやすい体勢となるわけです。
画的にもかなりエロく、同時にいろんな場所が刺激されるので王道の体位ではありませんが、人気があるようですね。
「挿れながらも、いろんなところが刺激されてとにかく気持ちいい」(Mさん・24歳)
「初めてこの体位をした際、少し驚いたのですが、一度やると絶対にハマります! やったことのない人はぜひとも経験してもらいたい」(Aさん・23歳)
4:男子に聞いた嫌い・苦手な体位と理由5つ
今度は男性人気の低い体位をご紹介。どうしてこの体位が苦手なのか? その理由などもご紹介。男性側も案外大変なのです。
(1)立ちバック
立ちバックは好きという人も多かったですが、反面、苦手という人も……。
「立ちバックだと、他の体位より早くイキすぎてしまうので少し苦手です……」(Sくん・23歳)
「彼女の身長が低いので、立ちバックをすると中腰にならなくてはならず、位置の調整が大変ですね」(Dくん・35歳)
(2)騎乗位
騎乗位も人気の体位に入ってくる反面、苦手だという声も。
騎乗位が苦手な女性が相手だと、気持ちいいと感じないそうです。でも、女性が自分の上で頑張ってくれているので、言い出しづらいのだとか。
「人によっては下手な人もいますよね、申し訳ないけど下手な人だと、いちいち膝が当たって痛いんですよ」(Dくん・35歳)
(3)駅弁
男性が女性の両太ももをつかんで女性を持ち上げ、まるで弁当を売るかのような体勢での行為。
ほとんど男性側にのみ負担がかかってくるこの体位。アクロバティックでより激しいセックスを楽しむことができるのですが……。
「駅弁って女性が思っている以上に大変なんですよ。AVなんかでは、体を鍛えたプロの男優が女性を持ち上げるわけですが、自分たちはそう簡単にはいかないし。この体位を求めてくる女性って、こちらのこと考えてくれてるのかな……」(Kくん・22歳)
(4)背面騎乗位
女性に人気の体位に入っていましたが、男性からすると苦手な人は多いようです。
「背面騎乗位になった際、女性が好きに動いてくれればいいのですが、ずっと動いてもらうわけにはいかず。男性側も腰を動かそうとすると、下から支えるのが案外大変なんですよね」(Tくん・38歳)
(5)手懸け(てがけ)
こちらも四十八手の体位のひとつで、背面座位のようなものです。椅子やベッドに腰をかけて、男性と同じ向きで座り挿入するもの。
「興奮度は高いんですが、抜けやすいので雰囲気はぶち壊し」(Kくん・22歳)
興奮度は男女共に高いのですが、案外動かすのが難しいよう。ピストン中に何度も抜けてしまったり、抜けた際に勢いあまって違う箇所に当たったりとお互いに痛い思いもします。
5:女子に聞いた嫌い・苦手な体位5つ
今度は女性目線でセックスの際、苦手な体位のご紹介!
「あ~、わかるわかる」と、みなさんも共感できることが多いのでは?
(1)バック
人気の体位にも入りましたが、一方で、人によっては苦手という声も。
奥まで入りやすいこの体位、女性の体質によっては深く入りすぎると痛みを感じてしまうそう。
女性の中のカタチはみんな違います。男性だってアレの大きさは人によりけり。たとえ一般的な体位であっても、相性が悪いなんてことはよくあることです。
「相性の問題なのか、今の彼氏とバックをすると、すごく奥まで入ってきちゃって、逆に痛いんですよね……」(Mさん・24歳)
(2)騎乗位
騎乗位は、コツがつかめない女性にとってはかなり大変。慣れていない人は、男性にリードしてもらうほうがいいでしょう。
また、慣れている人でも疲れてしまうのがこの体位。自分が腰を動かすだけならいいですが、男性の乳首を愛撫するなどにも気を使うと、特にその疲労は大きいものに。
「何度か試しているですが、やり方がイマイチわからなくて、結局盛り上がりません」(Mさん・24歳)
「腰を動かしている際に抜けてしまうことが多い。私が下手なのかな……。それもあって苦手意識がありますね」(Aさん・23歳)
(3)つり橋
四十八手の体位のひとつ。正常位の体勢から男性が女性の腰を持ち上げ、そのまま挿入する体位のこと。
持ち上げられた際に、女性は両腕で自分の体を支えなければいけません。これが案外、大変。よくいえば腹筋が鍛えられるのですが、慣れてない女性にとっては苦痛でしかありません。
「腰を浮かしての行為なので、奥に彼のモノが入ってきて気持ちいいのですが、とにかく体勢キープがキツイ」(Mさん・24歳)
(4)押し車
これも四十八手の体位のひとつ。かなりアクロバティックな体位になってきます。
なんとなく一度はやってみた人は多いのではないでしょうか? 四つん這いになった女性の足を男性が持ち上げて、腰が浮いた状態で行為に及ぶ体位のこと。
組み体操みたいで、見るからにアクロバティック! 一度は試してみたい気持ちもわかります。しかし大抵の女性はその一度きり。この体位が好きだという人は、さすがに筆者の周りにもいないですね。
「腕だけなくて、全身に力が入るので、とにかく大変。一度やりましたが、もうそれきり。次の日、全身筋肉痛になりました」(Aさん・23歳)
(6)菊一文字
菊一文字(きくいちもんじ)。これも四十八手になります。側位の体勢から女性が大きく両足を広げ性器を丸出しにした状態で行為に及ぶこの体位。
男性がクリトリスなどを刺激しやすく、そこを触られる分には気持ちいいのですが、とにかく動きづらいのがこの体位の特徴。
「画的にエロくて興奮するのですが、とにかく動きづらいんですよね」(Mさん・24歳)
6:男子に聞いた気持ちよすぎるイキやすい体位5つ
今度は、男性が気持ちよすぎてイキやすいと支持する体位のご紹介! セックスの終盤、男性はこの体位で締め括るのが好きなようです。
(1)バック
イキやすいがあまりに苦手という人がいたほどの体位。イクとなったらこの体位。
人にはよりますが、正常位よりも中の締まりがいいのだそう。ある程度いろいろな体位を試して、最後はこれでフィニッシュするという人も多いです。
(2)正常位
「イクときは、彼女の顔を見ながらイキたい」という声、やっぱり多かったです。
それに、いちばん腰を動かしやすい態勢にもなりますし、その分イキやすいのだそう。イッたあとにそのまま女性に抱きつくこともできるので、この体位は最後の締めにもってこいなわけですね!
(3)騎乗位
騎乗位もやはり人気。女性に任せて、ある程度気持ちよくなったら女性に抱きつき、下から高速ピストンをしてフィニッシュを迎えるのがいい、という男性の声も多かったです。
上からではなく下から突くことで、女性の全身の体重がかかってきて、より奥に入るようになるそう。
女性に抱きついた形でのピストンなら、密着し合ってお互いの体温を感じることもできます。ここもかなり大事ですよね。
(4)対面座位
お互いに向かい合い、顔や胸が非常に近い距離に。顔ももちろん、やはりイク際に女性のおっぱいに埋もれての興奮は、マックスに近づくようです。
おっぱい好きにとっては、たまらない体位になります。
(5)寝バック
通常のバックとは違い、深い密着が可能。特に男性は女性の中に先がこすれる感じを楽しむことができるよう。
女性もこの体位だと、中イキ率がグンと上がります。男女同時にイキやすい体位でもあるので、カップルにはもってこいの体位ですね。
7:女子に聞いた気持ちよすぎておかしくなった体位5つ
最後に、女性がそれまで感じたことのない快感につい溺れてしまったという体位をご紹介します。
まだ経験したことのない女性は、ぜひとも試してみてください!
(1)正常位
大好きな人が感じている顔を見ているだけで、もうお腹いっぱい♡という人は多いのではないでしょうか?
さらに胸などの愛撫もされたら…。とにかく気持ちよくなりたい人、定番ではありますが間違いない体位になります!
(2)バック
彼のアソコが小さい人は、奥まで入りやすいバックが好きという人が多いのではないでしょうか?
繰り返しになりますが、お尻を叩かれたいというM気質な女性なんかも特にこの体位は最高!
(3)寝バック
女性はこの体位が、もっとも中イキがしやすいと言われています。
足をつま先までピンと伸ばすことで、より気持ちよさを実感できると思います。まだ試したことのない女性は、試してもらいたい!
(4)松葉崩し
女性側はとにかく、中以外に外も刺激されるため、より気持ちよさを実感できます。
また、いろいろな場所が刺激されるので、今までに感じたことのない快楽に浸ることができるでしょう。
(5)騎乗位
自分で動いているときも気持ちいいですが、男性に抱きついた際に男性側に下から突いてもらうのは、たまらないものです。
こちらが上から攻めていたのに、選手交代とばかりに男性側に指導権を握られるわけです。この流れからしてもう最高。
下からの勢いは、アソコがびっくりしちゃうほど♡ まだ試したことのない人は、彼に下から突き上げるようにしてガンガン突いてもらってください!
8:まとめ
いかがでしたか? 定番の体位から、あまり聞きなじみのない体位までご紹介しました。
やったことがない!という体位もあったはずです。ぜひ、この記事を彼氏に見せるなどして、トライしてみくださいね。
あなたの常識を越えたセックスの世界、まだまだ開けていない扉をパートナーと共に開いていきましょう!