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スムーズに離婚するには準備が大事!最低限やっておくべきことは…

並木まきM.Namiki

目次

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1:勢いで離婚するのは絶対にNG!準備が何より大切です

(1)本当に離婚するべきなのか、一度考えよう

まず、どんな事情があるにせよ、一時の勢いだけで離婚するのは、絶対に避けるべきこと。突き詰めれば、結婚も離婚も、届出ひとつで完了してします。

しかし、離婚というのは、結婚後に築き上げたものをすべてリセットする行為。気持ちの上でも手続きの上でも、より慎重にいかないと後悔します。少しでも「離婚しないほうがいいかも」と思っているなら、いったん踏み止まるのも選択肢でしょう。

(2)事前準備がスムーズな離婚へのカギ

それでも「離婚する」と決めたならば、相手に意思を伝える前に、相手が絶対に納得する説得材料を用意しなければいけません。なぜ離婚したいのかという理由、気が変わることはないという覚悟、そして、金銭面での折り合い……。相手がどう言ってきたとしても、論破できる準備をしていきましょう。

2:離婚をする前に考えておきたいところ5つ

(1)離婚後の人生図を描く

離婚を決めるとき、配偶者のことを嫌いになりすぎて「もうなんでもいいから、離れたい!」「損してもいいから、早く離婚したい!」となってしまうのはよくあるケース。

しかし、離婚後に自分がどこでどうやって生活していくのか、具体的なイメージをもっていないと、スムーズに離婚に踏み切れない場合も。離婚後の人生図を、10年単位などで区切って、ある程度具体的に描いておくと安心です。

(2)離婚直後の生活設計をする

離婚した直後からの短期的な生活設計も、現実的に大事なテーマです。離婚をしたその日から、自分の生活はすべて自分で責任を負わなくてはなりません。できれば、離婚後の1年間くらいは、生活できるだけの蓄えや安定した住まいを確保しましょう。

(3)離婚の条件を考える

DVや浮気など、相手に法律的な離婚理由があるのかないのかによっても、離婚の際に要求できる条件は異なるでしょう。また、感情のままに法外な要求をしても、相手が承諾する可能性は極めて低いです。どのような条件で離婚をするのか、過去の事例もチェックしながら、現実的な内容を整える必要があります。

(4)修復不可能であることを断言する

もちろん、離婚する理由が明確であることは大前提。ですが、「こういう理由によって、別れたい」と言っても、「いや」「でも」となりがち。もはや修復は不可能だという硬い意思があることわからせる必要があります。

(5)夫婦で話し合う

結婚も離婚も、ひとりではできないこと。相手の合意があって、はじめて成り立ちます。離婚についても、夫婦間での話し合いは不可避。しかしどうしても相手と直談判をしたくない場合には、代理人である弁護士を依頼する方法もあります。

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3:子供ありで離婚する場合にはどう準備する?

子どもがいる場合には、その子の親権と養育権、そして養育費が大きな課題となります。双方が親権を求めたり、養育費の額で揉めたりすると、話し合いは難航するケースが多くあります。

最終的には親権に関しては子どもの意向を重視する、慰謝料については法律的に妥当な額しか求めないなど、あらかじめ自分なりに着地点を整理しておくといいでしょう。

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4:離婚後もらえる可能性があるお金は?

(1)婚姻費用(離婚までの生活費)

離婚までの間、別居をする夫婦も少なくありません。この場合、離婚が成立するまでの間は「婚姻費用」という名称の生活費を、いずれかが受け取れる権利があります。これは、「収入が多いほうが少ないほうに支払う」となっていて、離婚までの間、夫婦が同等の暮らしを維持できるよう定められているものです。

(2)慰謝料

浮気や暴力など、法律で定められている離婚原因に該当する事柄が理由で別れる場合には、慰謝料を請求することができます。慰謝料には相場もありますが、双方が合意すれば高額になることもあり、ケースバイケースといえます。

(3)財産分与

夫婦が婚姻している間に築き上げた財産は、離婚の際に「財産分与」という形で整理します。独身時代からの財産は含まれず、婚姻をしてからの期間のものに限られます。

(4)養育費

養育費は、養育権をもったほうが、もたない側に請求できるお金です。金額は裁判所が出している算定表がベースとなりますが、当人同士で合意すれば、それ以上の額で決まるケースもあります。

(5)公的な助成金

年収や暮らしている自治体によって異なりますが、シングルマザー・シングルファーザーである「ひとり親世帯」を対象とした、住まいや医療費、交通費などを支援する公的な援助も数多く存在します。

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5:まとめ

離婚はいつでもできます。準備不足や資金の問題など、熟考してみたものの、「今はちょっとムリ」と思ったら、とりあえず粛々と準備を続けるというのも選択肢でしょう。くれぐれも感情だけで相手に「離婚する!」と詰め寄ることだけは避けてください。いいことはひとつもありません。