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行きたくないお誘いの上手な断り方は?恋愛対象外や仕事関係で使えるフレーズ
大山奏K.Ohyama
目次
隠す1:誘いを受けたときの断り方は難しい!上手に断るには
飲み会やデートなど、相手が何か計画して誘ってくれたことを断るのって、なかなか難しいですよね。ですが、誘いを断るのが苦手だからと、いつも付き合っていては、金銭的にも精神的にもつらくなってしまいます。
上手な断り方のポイントは、きちんと理由をつけて断ること。そして誘ってくれたことに対して感謝の気持ちを伝えることです。
誘いは上手に断れば、相手に悪い印象を与えることが少なくできます。また、恋愛に発展させたくないときなどにも、最初から断ることで相手に変な期待をさせないというメリットもあります。
2:気まずくなるのはなぜ?断り方が下手な人の共通点3つ
断り方を間違えてしまうと、気まずくなったり、二度と誘ってもらえなくなったりすることも。断り方が下手な人の共通点とはなんでしょうか。
(1)先延ばしにしてから断る
誘われてすぐに「断る」ことが決まっているのに、断るのが苦手だからとずるずると返事を伸ばしてしまうのは悪手です。最終的に断ると決めているなら、最初の段階でスッパリ断ってしまったほうが、お互いに時間を無駄にしなくてすみます。
「ちょっと考えさせてください」などと言って、直前で断るのがいちばんダメな断り方です。
(2)人に嫌われたくない気持ちが強い
八方美人でだれからも好かれたい、人に嫌われることに恐怖心を持っているという人も、断ることが下手です。相手に気をつかいすぎると、かえって言い訳がましく聞こえることがあります。
断るときには謝罪の言葉を伝えつつも、キッパリと断ってしまったほうが誘ったほうも気が楽でしょう。
(3)断ることが悪だと考えている
どんなに興味のないことにでも、誘われたら乗ってしまうタイプの人は、断ることが悪だと考えている傾向にあります。もちろんせっかく誘ってくれたのだからと相手を慮る気持ちは重要ですが、断ること自体は悪いことではありません。
むしろ誰にだって、行きたくない場所やしたくないことはあるのが普通です。
3:恋愛対象外の相手から誘いを受けた場合の断り方・フレーズ5つ
恋愛対象には入らない人から誘われて、困った経験をしたことのある女性も多いのではないでしょうか。そんなときの上手な断り方をご紹介します。
(1)「2人だけじゃなくて他の人も誘いたい」
相手に恋愛対象としては見られないことを伝えるためには、2人きりのデートをしたくないと伝えることが有効です。2人きりでのご飯に誘われたなら、「2人じゃなくて、他の人も誘って」や「○○さんも誘って3人でならよいよ」という風に断りましょう。
(2)「友達として仲良くしたい」
何度もデートに誘ってきたり、あからさまに好意を伝えてくる相手には、はっきりと恋愛対象外であることを伝えてあげたほうがよいでしょう。
人間的には好きな相手であれば、「友達としてこれからも仲良くしていきたい」とか「恋人にはなれないけど、人として本当に好きだよ」と告げてみましょう。
(3)「今は仕事に専念したい」
仕事を理由に断るのは男性の常套句でしたが、今はバリバリと働く女性も増えています。ですから、仕事を理由に断ることも可能です。
「大きな仕事を任されていて、しばらくは仕事のことしか考えられない」「今は仕事だけで精一杯だから恋愛はできない」などと告げましょう。
(4)「改めてこっちから連絡する」
相手が察しのよさそうな男性の場合には、「その日は予定があるから無理なんだ。こっちから改めて連絡するね」などと言って断るのもOK。これだけでも察しのいい相手には「連絡してこないでほしい」という意図が伝わります。
ただ、鈍感な相手は言葉のとおりに受け取って「いつ誘ってくれるの?」なんて催促をしてくる可能性があるので、その場合はキッパリ伝える必要があります。
(5)「実は好きな人がいるの」
恋愛を前提に誘ってきてるのがわかって面倒な場合は、「実は好きな人がいるの」とか「片思いしている相手がいるの」という風に、脈なしを伝えることもできます。
実際にはいなくても大丈夫ですが、それを悟らせないくらいには気をつかってあげましょう。
4:仕事上で誘いを受けた場合に相手を不快にさせない断り方・フレーズ3つ
(1)謝罪+「あいにく今日は○○でして」
ビジネス上の付き合いで、相手の気持ちを害さないためには、まずは謝罪を伝えます。「すみません」や「申し訳ありません」が妥当でしょう。その後、理由を述べます。「あいにく今日は○○(残業・家族の用事など)がありまして」などが使いやすくておすすめです。
(2)感謝と次を楽しみにしていることを伝える
断るときには、相手に誘ってくれたことへの感謝を伝えることも重要。「誘っていただいてありがとうございます」「誘っていただき嬉しいです」など。
そして「今回は無理ですが、次回を楽しみにしております」など、次はあることを伝えるとスムーズに断れます。ただし、これを言うなら何回かに1回は誘いを受けることが前提です。
(3)代替案も一緒に伝える
ただ断るだけでなく代替案を考えて伝えると、相手は引き下がってくれることが多いです。例えば「今月末までは忙しいですが、来月なら」や「今のプロジェクトがひと段落したら」など。
ただ「今は無理です」というより、マイルドな断り方になるのでぜひ使ってみてください。
5:断れないとストレスがたまる!
断ることが苦手な人は、断れずに誘いを受け続けることで疲弊してしまいます。また、断ったら断ったで「相手に悪いことをした」という罪の意識にさいなまれてしまうことも。
上手な断り方ができるようになれば、自分も相手もストレスをためることがなく、人間関係がスムーズになりますよ。