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不倫率74%…識者たちに今あえて問う!「不倫はいけないことなのか?」

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:世の中の不倫率ってどのくらい?

宝島社の調査を元に、どのくらいの割合が不倫をしているのか見ていきましょう。

(1)「ぶっちゃけ不倫したことあります」男74.0%

既婚男性の、なんと74.0%が不倫の経験があることが判明。

驚愕の数字ですよね、男性の約4人に3人が不倫経験ありだなんて……! こんなに不倫経験のある男性が多いと、「まさか自分の愛する彼も……」と疑ってしまってもしかたがないですよね。

(2)「ぶっちゃけ不倫したことあります」女29.6%

男性の不倫率の高さにも驚きましたが、実は既婚女性の29.6%に不倫の経験が……。男女ともに、不倫経験は多いようです。

 

2:不倫率を見て、あえて問う!「不倫はいけないことなのか?」

こんなに多くの方が不倫をしていると知ると、「不倫がいけないこと」だという認識が揺らいできているように感じます。そこで敢えて「不倫はいけないことなのか」を、恋愛マスターである『Menjoy!』ライターに問いました!

(1)行動はダメ!

「既婚者を好きになるのは自由。既婚者でもパートナー以外に好意を持つのは自由。でも、実際に行動を起こしちゃうのは絶対ダメ」(『Menjoy!』ライター/中田綾美)

気持ちが揺れてしまうのはしかたがない、というときもありますよね。でも、既婚者なのに行動を起こし、実際に不倫してしまうのはNG!というのは納得です。

(2)恋愛対象外に

「不倫はいけないことだと思います。既婚者はパートナーのことを大切にすべきだと思うからです。また、独身の人は、既婚者のことを恋愛対象外としてとらえるべきだと思います」(『Menjoy!』ライター/三浦希枝)

既婚者が不倫をすれば、自分のパートナーが傷つくのは明白です。不倫はやっぱりいけないものですよね。

(3)ケース・バイ・ケース

「ケース・バイ・ケースです。家庭がうまく行っているのに物足りないという理由で不倫をするのはよろしくないですが、実質的に夫婦関係が破綻している、(特に女性側が)配偶者からモラハラやDVを受けていて、誰かに救いを求めた結果として不倫に至るのは、責められません。

また、すでに夫婦関係が冷え切っているのに、同居しているだけで“夫婦”となっているがために、婚外恋愛に走る人も少なくないと考えています」(『Menjoy!』ライター/宇野未悠)

確かに! 不倫はいけないことだと思いますが、どうしようもない理由や助けが必要な場合も。不倫の理由や事情も考慮する必要がありそうです。

(4)傷つく人がいる

「妻など“傷つく人”がいる以上、絶対にいけないことだと思います」(『Menjoy!』ライター/並木まき)

不倫をしている本人たちは楽しかったり幸せを感じるているのかもしれません。でも、傷つく人がいるのを絶対忘れないでほしいもの。

(5)すべてがいけないわけではない

「時と場合によると思います。DVをはたらくような旦那さんで、なのに”離婚に応じてくれない”という場合も考えられると思うので。すべての不倫がいけないこととは言えない気がします」(『Menjoy!』ライター/月島もんもん)

不倫はいけないことだという常識は大切ですが、“すべてがいけない!”と決めつけるのも問題ありそうです。

(6)しかたがない

「男と女がいる限り、しかたのないことだと思う。不倫とわかってて燃える、不倫だからのめり込む人は問題外ですが、好きになった人が既婚者である、或いは既婚者で夫婦間に何の問題もないのに他の人に惹かれてしまった場合は、まさにしかたない」(『Menjoy!』ライター/コマツマヨ)

不倫をしよう!というわけではなく、いつの間にかしかたなく不倫をしてしまっているというパターンも。

(7)自制心を!

「“傷つける人がいる”という意味でいけないことだと思います。ただし、誰を好きになってしまうかは、正直本人にも決められないことだとも思います。その場合には、自制心を働かせて行動には起こさず、友達関係以上のことはしないようにしなければいけないと思います」(『Menjoy!』ライター/大山奏)

好きになってしまう気持ちを止められないことってあります。でも相手が既婚者だった場合、その気持ちを封印する自制心を持つことが大切。

 

3:不倫率を下げるために、どうしたらいいと思いますか?

高すぎる不倫率を下げるために、何かできることはないのでしょうか……。こちらも『Menjoy!』ライターたちに問いました!

(1)パートナーを大切に

「既婚者は、パートナーのことを本当に大切にすべきだと思います。仮に大切にできないのであれば、離婚という選択をして独り身に戻り、自由に恋愛をする決断をしたらいいと思います。そのくらい、結婚は重いものだと知るべきです。

独身の方は、将来自分が結婚した際に、パートナーに不倫されたら深く傷つくことを考えなくてはならないと思います。それを考えればおのずと、既婚者を恋愛対象外にできるのでは……と」(『Menjoy!』ライター/三浦希枝)

「パートナーを大切にする」というのは、結婚においてやっぱりとっても大事です! 「もし他の人を好きになったら不倫ではなく、独身に戻って真剣な交際をするべき」というのはもっともです。

独身の人で、不倫をしてしまいそうになったら、将来自分が結婚したあとのことをしっかり想像して行動しましょう。

(2)社会の雰囲気

「社会がより不倫に厳しい目を向けるようになれば、今より強く抑止効果が働くと思います。

今では、一部の職でしか事実上のペナルティがありません。しかし、社会の雰囲気が一般的に”不倫には社会的制裁を加える”となれば、今みたいに”好きになったからしかたない””セックスしたいから”などの理由で不倫に走る人は、かなり減らせると思っています」(『Menjoy!』ライター/並木まき)

男性の中には、男同士の飲み会の席で、不倫話を自慢のように語る人もいると聞いたことがあります……。不倫に対する世間の目がもっと厳しくなることを祈りましょう。

(3)社会的な制裁

「好きになってしまうことは、男女がいる以上なくならないと思います。そして自制心に勝てずに相手に手を出してしまう人も残念ながら、なくならないでしょうね。

なので、社会的な制裁や法律での取り締まりがいちばん効果的だと思います。でも、実際には難しいところかなと個人的には思っています」(『Menjoy!』ライター/大山奏)

恋愛に陥っているとき、どうしても流されてしまう瞬間があるというのも事実。それを食い止めるには、大きなペナルティを課すのが必要、という意見です。

(4)法律で厳しく

「法律で厳しく取り締まる。今の日本は、不倫は離婚する際のマイナス要素になるけど、不倫した時点では何もペナルティもない。不倫したら逮捕される、くらいのことがないと」(『Menjoy!』ライター/コマツマヨ)

何かしらの刑罰があることで、不倫を思いとどまる人は多いはず、という意見です。

(5)本人たちの努力

「社会的に不倫率を下げるなら、結婚の制度を変える。たとえば結婚の制度をなくす、複数人と結婚できるようにする、など。あとは、不倫の少ない国を手本にする、など。個人間での問題なら、本人たちの努力しだい、ですかね」(『Menjoy!』ライター/月島もんもん)

最終的には個人の努力や意思次第、ですよね!

(6)なくならない

「いけないけど、なくならないと思います。諦めています」(『Menjoy!』ライター/毒島サチコ)

もう諦めるしかないのでしょうか……!?

 

4:まとめ

不倫に対する考え方は人それぞれ。ですが、傷つけてしまう相手がいることを絶対に忘れないでほしいもの。

不倫が減り、傷つく人が少しでも減ることを祈っています……!

 

【参考】

【既婚男性の74%が不倫経験者!!女性もなんと30%】『大人の「不倫学」』7月15日発売!-株式会社 宝島社