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妻の浮気で離婚する?浮気疑惑で後悔しないために夫がやるべきこと

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:妻の浮気による離婚率は?

もし、配偶者の浮気が発覚した場合、離婚という選択をする人はどのくらいいるのでしょう。一般的には夫が浮気したケースより、妻が浮気したケースのほうが離婚率が高いといわれていますが、人々の本音が気になるところ。

そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~40代の既婚女性231名を対象に「配偶者が浮気したら離婚しますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

絶対許せない、離婚する・・・60人(26.0%)

悩ましいがどちらかといえば離婚したい・・・68人(29.4%)

悩ましいがどちらかといえば離婚したくない・・・90人(39.0%)

浮気してもいい、離婚したくない・・・13人(5.6%)

さらに、全く同じ質問を20代~40代の既婚男性209名に対して質問してみました。

こちらの結果は以下のとおりです。

絶対許せない、離婚する・・・63人(30.1%)

悩ましいがどちらかといえば離婚したい・・・72人(34.4%)

悩ましいがどちらかといえば離婚したくない・・・57人(27.3%)

浮気してもいい、離婚したくない・・・17人(8.1%)

「絶対許せない、離婚する」「悩ましいがどちらかといえば離婚したい」。どちらの回答も、女性より男性のほうが回答数が多い結果となりました。一般的によくいわれるように、浮気されたら離婚という選択肢をとる人は男性のほうが多いのかもしれません。

2:妻の浮気の兆候7

男性より女性のほうが隠し事がうまいという説もありますが、浮気をしている女性の行動にはどのような兆候がみられるのでしょう。ありがちなパターンを7つ挙げてみました。

(1)夜間や休日の外出が増える

飲み会や食事会に頻繁に参加するようになった。休日の外出が増えた……。息抜きや仕事の付き合いは誰にでもあることですが、突然外出が増えた場合は要注意。

特に、誰と会っているのかはっきり言わないときや、不自然な時間の外出が多いときは、浮気の可能性がないとはいえません。

(2)スマホを肌身離さなくなる

浮気を疑う行動といえば、スマートフォンの扱い方の変化です。それまでは雑に放置していたスマートフォンを肌身離さず持ち歩くようになったら、夫に見られたくないものがあるということ。トイレや風呂場にまで持ち込むようになったとすれば、ますます疑惑度はアップします。

急にパスワードロックを掛けるようになることも、疑わしい行動のひとつ。家族でも解読できないようなパスワードにしている場合は、怪しさレベルも高めといっていいでしょう。

(3)電話やLINEに夫の目の前では応答しない

やましいことがなければ、電話もLINEも夫の前で堂々とできるはずですよね。それができないということは、なにかしら隠したいことがあるということ。通話内容やLINEのトークを見られたらまずいことになる、という証に他なりません。

着信音や通知をオフにしてしまうケースも、浮気の兆候といっていいかも。連絡がきているのかバレたくない=秘密にしたい相手からの連絡、という証拠なのです。

(4)洋服や下着の趣味が変わる

新しい恋をすると、さまざまな面に変化が表れるもの。特に外見的な変化は顕著といっていいでしょう。浮気相手の好みに合わせるため、はたまた相手の気を引くため。洋服や下着の趣味などが、必ずといっていいほど変化します。

傾向としては、よりセクシーに女性らしさを強調したテイストになりがちです。

(5)夫のスケジュールを細かく確認する

家庭と浮気をうまく両立させるには、スケジュールの調整が肝。限られた時間のなかで逢瀬を楽しむためには、夫の行動を常に把握しておく必要があります。

「いつごろ帰宅するのか」「何時の新幹線に乗るのか」「出張が月に何回あるか」。知らなくても困らないようなところまで細かく確認するということは、合間を縫って浮気相手と密会しようとしているのかもしれません。

(6)スキンシップを拒否する

浮気の恋にどっぷりハマッている人ほど、ほかの男性に触られることに嫌悪感を抱くもの。キスやハグを嫌がったり、セックスを拒否したり……夫に性的な対象としてみられることすら嫌がるようになるのです。

特に、突然スキンシップを拒絶するようになった場合は、ほかに相手ができた可能性も捨てきれません。

(7)むしろ優しくなる

最近妙に優しくされると思っていたら、実は浮気されていたというパターンも意外と多いもの。この場合、優しくする理由としてふたつ考えることができます。

ひとつは、優しくすることで疑われないようにするため。夫に愛情があるふりをすることで、浮気に勘づかれないよう予防線を張っているのです。もうひとつは、罪悪感からくるもの。浮気をしている後ろめたさから、夫に対して優しく振舞う人もいるのです。

3:妻の浮気相手になりやすい人物3

家庭がある女性の浮気相手になりやすい人物とは、どのような男性なのでしょう。要注意人物を3パターンピックアップしてみました。

(1)職場の上司など

既婚女性の浮気相手として圧倒的に多いのが職場関係の男性です。上司、同僚、取引先……お客さんということもありえます。長時間一緒に過ごす相手だからこそ、情を感じやすく、気持ちも動きやすいのです。

職場は夫の目が届かないところであること、仕事に行っている間浮気をしていたとしてもバレにくいことも要因といえるでしょう。

(2)元カレや同級生

イマドキの浮気事情でありがちなものといえば、SNSがきっかけになるケース。特に元カレや同級生といった旧知の相手ほど、ちょっとしたきっかけで関係が始まりやすいもの。

FacebookやTwitterでコンタクトをとったことから、浮気に発展するということもよくあるのです。

(3)子どものPTA関連や習い事の先生など

職場関係の人や元カレなどに比べるとレアケースではありますが、子どもをきっかけに出会った人と浮気に走ってしまうこともないとはいえません。

子どもを通して顔を合わせているうちに、男女の仲になってしまう……男性と出会う機会が少ない主婦にはよくあるパターンです。その場合、相手も既婚者であることも多いためW不倫という泥沼展開も少なくありません。

4:早まって離婚すると後悔!妻の浮気疑惑が生じたらやるべきこと4

妻の浮気疑惑が浮上したら、頭に血が上ってパニックになってしまうもの。とはいえ、感情的になると後々後悔することもあるので要注意。最低限これだけはやっておきたいことを4つにまとめてみました。

(1)いきなり離婚を切り出さない

怪しいと思った時点で離婚を切り出してしまいたくなるのも無理はありませんが、疑惑の段階では時期尚早。いきなり離婚を切り出したことによって浮気の証拠を隠されてしまうなど、かえって不利な状況に陥ることさえあるのです。

浮気されたら離婚と心に決めていたとしても、まずは一度怒りを鎮めて平静を装うように心がけましょう。

(2)自分のできる範囲で証拠を集める

離婚するにせよしないにせよ、浮気の証拠は必要です。まずは個人でできる範囲、スマホのチェックや尾行などをして証拠集めをしてみましょう。

とはいえ、確実な証拠となると肉体関係があることがわかるものが必要。一般的に女性は男性よりも勘が鋭いといわれるため、自分で調べるには限界があるかもしれません。確実かつ安全に証拠を集めるのであれば、プロに依頼するのが無難といえそうです。

(3)探偵に浮気調査を依頼する

仕事をしながら妻の浮気の証拠を揃えていくのは、並大抵のことではありません。妻側も事実を隠そうと必死であることを考えると、中途半端な情報では言い逃れされてしまう可能性も大きくなってしまいます。客観的に見て効力のある証拠を掴むためには、やはり浮気調査のプロ、探偵の手を借りることも視野に入れるべき。

当人ではつい感情的になりがちな場面でも、他人の立場であれば冷静に対処できるというメリットもあります。

(4)弁護士に相談する

妻と離婚する意思が固い場合、あるいは離婚しなくても相手男性に慰謝料請求するつもりがある場合は、弁護士に相談したほうがいいでしょう。

特に子どもの親権問題に於いては男親が不利になるケースも多いため、根回しは十分にしておくべき。最悪の場合、浮気された側にも関わらず子どもに会えなくなってしまう恐れもあります。

親としての権利を確実なものとするためにも、早い段階で弁護士に相談し、味方を得ておくべきといえるでしょう。また、離婚しない場合は相手男性からの慰謝料も低くなってしまうため、そちらも踏まえて弁護士によく相談することをおすすめします。

(5)妻としっかり向き合う

浮気は結婚生活への裏切り行為。どうしても許すことができない気持ちは理解できますが、現実問題として離婚をしたことを後悔してしまう男性も少なくありません。

家族がいた生活から一転、独り身となるのは精神的にもつらいもの。妻が過ちを反省しているのであれば、関係修復という道も視野にいれるべきです。

もし夫婦関係を続けると決めた場合は、妻を一方的に責めるのではなく、浮気に至った原因をよく考え、自分の態度や行動を改めることも必要。夫婦ふたりで、とことん話し合う場を作ることがなによりも大切だといえそうです。

4:妻の浮気で離婚するかどうかは夫の覚悟しだい

浮気をされたら即離婚。心情としては自然なことではあるものの、物事はそう簡単には進みません。

生活、育児、仕事も含め、その後生活に対する覚悟ができてから、決断に踏み切るべきといえそうです。