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逆プロポーズって男性はどう思ってる?本音を大暴露

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

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目次

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1:逆プロポーズの割合は?

逆プロポーズとは、女性から男性に結婚の申し込みをすること。一般的には結婚の申し込みは、男性側からするものとして考えられていることから、そう呼ばれるようになりました。実際のところ、世間の夫婦はどちらからプロポーズする割合が多いのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の既婚男女311名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「プロポーズはどちらからしましたか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

男性から・・・298人(96%)

女性から・・・13人(4%)

圧倒的に、男性からプロポーズする割合が高いようです。プロポーズ自体がないケースも珍しくないようで、グラフでは端折りましたが、プロポーズ自体なかったという回答もありました。たしかに交際が長くなると、あらためてプロポーズするのも照れくさいもの。

女性から逆プロポーズするケースは、まだまだ少ないようです。筆者個人の意見としては、結婚したいなら、どちらからプロポーズしてもいいのではないかと思います。

2:逆プロポーズに対する【男性の本音】5つ

今回『MENJOY』では、20〜40代の男性390名を対象に、「女性からプロポーズすることについて、どう思いますか?」と聞いてみました。その結果のうち、多かった意見を5つにまとめてみました。

(1)何も問題なし

「良いと思う」(33歳男性・その他)

「全然気にならない。形は人それぞれ」(37歳男性・その他)

「アリだと思う」(33歳男性・公務員)

女性から逆プロポーズすることに、好意的な気持ちを表明する回答が多く見られました。「逆プロポーズなんてありえない」とは、ほとんどの男性は考えていないようです。逆プロポーズを考えている女性の背中を後押しするのではないでしょうか。

(2)嬉しい

「自分から伝えるのは得意ではないので、むしろリードしてくれたほうが嬉しいです」(24歳男性・その他)

「自分から告白したい派ですが、勇気を出してくれたことに対しては嬉しく思います」(26歳男性・金融関係)

「気にならないし、むしろリードしてくれて嬉しい」(29歳男性・コンピューター関連技術職)

気にならないどころか、逆プロポーズされると嬉しいと考える男性も多い模様。自分から積極的になれない草食系男子は、女性からプロポーズしてもらえると助かるようです。

(3)どちらがプロポーズしてもいい

「気にならない。性別関係なくプロポーズしたいと思ったほうがすればいい」(48歳男性・研究/開発)

「男からプロポーズする決まりはないから」(44歳男性・営業/販売)

「これからの時代は、男女どちらからプロポーズするのも当たり前の世の中になってほしい。時代を先取りしていると思うので良い」(36歳男性・その他)

気持ちを伝えるのに性別は関係ないと考える男性も多くいました。男性としても、「プロポーズは男性からするもの」という文化は、あまりありがたいものではないようです。

(4)申し訳ない気持ち

「言わせるまで待たせて申し訳ないと思う」(41歳男性・営業/販売)

「待たせて申し訳ないと思います」(43歳男性・その他)

「自分がその人と結婚まで考えていたら待たせすぎたなと思います」(46歳男性・その他)

結婚を視野に入れた交際をしていながら、自分からプロポーズする踏ん切りがつかずに、女性に逆プロポーズさせるシチュエーションにしてしまったことに、申し訳なさを覚える男性もいるようです。

(5)男性からプロポーズすべき

「やはり男性から言うのが道理」(48歳男性・営業/販売)

「できれば男性からプロポーズしたい」(44歳男性・営業/販売)

「男から言うべき」(36歳男性・技術職)

多数派ではありませんが、「プロポーズは男性からすべき」という意見も一定数、見受けられました。これは「女性に言わせるなんて男性として情けない」というニュアンスも含まれているよう。

女性だって、男性から適切なタイミングでプロポーズしてくれるなら、あえて逆プロポーズしたいとは思わないですよね。

3:逆プロポーズを成功させる言葉・セリフ5つ

逆プロポーズを成功させるために、男性に響きやすい言葉をチョイスしてみました。

(1)結婚しよう

どんな気持ちであれ、相手に伝えたいときは遠回しな表現よりも、シンプルでわかりやすい表現のほうが、相手の心に響きやすいです。ストレートに「結婚しよう」「お嫁さんにして」など、誰が聞いてもプロポーズだと伝わる言葉を使うのがおすすめ。

遠回しの表現は、相手の気持や言葉の裏を読めない、鈍感な男性には伝わりません。シンプルイズベストでいきましょう。

(2)ずっと守って

「自分から言えなくて申し訳ない」と女性に逆プロポーズさせるまで、待たせたことに引け目を感じる男性もいます。「情けないと思われているかも……」とガッカリさせたと、思っているかもしれません。

そこで、「ずっと守って」と男性を頼りにしている意思表示を見せて、男性の面子を保てるような表現をするのもおすすめ。「頼られている」と感じて、逆プロポーズに応えようと思うものです。

(3)仕事も家庭も一緒にがんばろう

なかなかプロポーズに踏み切らない男性の心理に、「結婚して自分の収入だけでやっていけるか不安」「好きにお金が使えなくなる」という気持ちがある場合があります。

「仕事も家庭も一緒にがんばろう」と、結婚しても共働きする気持ちがあることを伝えてみましょう。金銭面の不安を取り除けられれば、男性は結婚に前向きになれるものです。

(4)お互い支え合っていこうね

どちらかというと、リードが苦手な彼氏だと「結婚して責任を負うのが怖い」と考えて、結婚に消極的になっている可能性があるでしょう。結婚したら、「結婚は男性が重荷を背負う」という思い込みを解消してあげる必要があります。

「ずっと、お互いに助け合っていこうね」と、一緒に人生の荒波を乗り越えるパートナーになろうと伝えて、彼氏の気持ちを前向きにさせましょう。

(5)そろそろ籍入れちゃう?

交際が長くなってしまうと、「いまさらプロポーズするのも気恥ずかしい」そんな気持ちに、どちらもがなってしまいがち。同棲をしていたら、なおさら現状から一歩進むきっかけが見つかりずらくなるもの。

かしこまった逆プロポーズに抵抗を感じているのなら、「そろそろ籍入れちゃう?」と軽いノリで伝えてもいいのではないでしょうか。お互いのキャラや関係性によっては、プロポーズにこだわる必要はありません。

4:ベストなタイミングとシチュエーション5つ

逆プロポーズするには、ときと場合を選んだほうが成功率は上がるもの。ここではおすすめのタイミングやシチュエーションを紹介します。

(1)仕事などが落ち着いているとき

仕事が忙しくてプライベートに時間を割く余裕がない。彼氏がそんな状況でなかなか会えない日が続くと、寂しさも手伝って、「逆プロポーズしちゃおうかな」と思うケースもあるでしょう。しかし、おすすめはできないタイミングです。

忙しいときに、逆プロポーズされても「なんでこのタイミングなんだよ」と悪い方向に行く可能性があります。仕事など諸々が比較的落ち着いているときのほうが無難です。

(2)結婚願望があるとわかったとき

逆プロポーズで失敗はしたくないもの。そのためには、彼氏に結婚願望があるのかどうか知っておくことが大切です。彼氏に結婚願望がない状態で逆プロポーズしても、成功する可能性は限りなくゼロでしょう。

「将来はのんびり郊外に住みたいね」とか「子どもは何人ほしい?」などの会話があれば、彼氏にも結婚するつもりはあるはず。逆プロポーズに適したタイミングと言えます。

(3)親しい人が結婚したとき

何事もきっかけがあると決心しやすいもの。それは結婚も同様です。親しい友達や、親戚などが結婚したタイミングは結婚に踏み切るきっかけになります。いい流れに一緒に乗ってしまいましょう。

知り合いの結婚報告を受けて、彼氏の気持ちが揺れているようなら、逆プロポーズすることで、彼氏の気持ちを後押しできるはず。

(4)弱っているとき

結婚する相手と、お互いに支え合える関係を築きたいと思う男性は多いでしょう。体調が悪いときや、悩みを抱えているときなど、心身が弱っているときに、支えてもらえると気持ちが動きやすいもの。

彼氏が弱っているときに支えてあげて、体調が回復したり、悩みが解消されたりした後に、「これからも支えてあげるね」という言葉と一緒に逆プロポーズすれば成功率も上がるでしょう。

(5)思い出の場所などで伝える

せっかく逆プロポーズするなら、シチュエーションにこだわったほうが成功率は高くなるもの。彼氏に告白された場所や、初デートで行ったところなど、思い出の場所で逆プロポーズするのもいいでしょう。

思い出の場所をチョイスすることで、逆プロポーズの本気度がより強く彼氏に伝わるはず。とは言え、あれこれシチュエーションにこだわって、思い切りがなくなるよりは、勢いに任せたほうがいいでしょう。

5:逆プロポーズしたら指輪はどうなる?どうする?アイデア3つ

男性がプロポーズをするときには、婚約指輪を用意するのが一般的ですが、逆プロポーズのときはどうなのでしょうか。おすすめのアイデアを紹介します。

(1)手書きの手紙

手書きの手紙は、LINEやメールが当たり前の現代では、もらうことが少なくなりました。だからこそ、逆プロポーズと一緒に手紙を渡してみてはいかがでしょうか。

彼氏のことが好きな気持ちや、いままでのお礼、これからの未来のことなど、心を込めて書いてみましょう。手書きの文字はLINEやメールでは感じられにくい相手の気持ちが感じられて、ハートをつかまれるものです。

(2)物を贈るなら

どうしても、逆プロポーズと一緒に贈り物をしたい人もいるかもしれません。そんな人はネクタイ、ボールペン、アクセサリーなど実用的なものや、お酒や趣味に使う嗜好品などから選んではいかがでしょう。

プロポーズと言えば指輪ですが、指輪は彼氏が「自分から贈りたい」と思う可能性があります。女性から贈ってはダメというルールはありませんが、避けたほうが無難です。

(3)気持ちだけで十分

逆プロポーズするのに、贈り物は必要ないというのが筆者の考え。贈り物をするメリットは、あまりないと思います。男性が逆プロポーズと一緒に、何かもらいたいと思っていないからです。

贈り物をして、「こんなプレゼントしてくれるなんて、惚れ直した!」となることはまずないでしょう。あれこれ考えすぎずに気持ちをストレートに伝えるだけで大丈夫ですよ。

6:逆プロポーズは全然アリ

彼氏がなかなかプロポーズしてくれないと、自分から逆プロポーズしようと考える女性もいるでしょう。男性は、逆プロポーズを好意的にとらえている人が多いです。彼氏が気持ちを伝えるのが苦手な人なら、思い切って自分から逆プロポーズするのもアリですよ。