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【体験談あり】「既婚者に片思い」と「既婚者なのに片思い」!不倫関係への対処法
宇野 未悠M.Uno
1:既婚者に片思い…どうしたらいい?
既婚者に片思いといっても、さまざまなパターンがあります。まず、既婚者にまつわる恋愛パターンをいくつかご紹介しますので、どれが自分に当てはまるか見ていきましょう。
2:既婚者にまつわる恋愛パターン3つ
(1) 未婚者が既婚者に片思い
「異動したばかりで右も左も分からない私を優しく丁寧に教えてくれた職場の先輩。程なくして結婚していたことがわかりましたが、私に向けてくれた笑顔が忘れられそうにありません」(26歳/金融/女性)
「僕がIさんと同じ部署になったときには、まだIさんは独身だった。可憐で仕事ができるIさんは僕の憧れだった。一緒に飲みに行ったこともある。でも、Iさんは結婚してしまい、やがてお母さんになった。お母さんになったIさんは、女神のようにきれいで、余計苦しくなってしまう」(23歳/小売/男性)
未婚者が職場の上司や趣味のサークルの先輩など、既婚者が素敵に見えてしまうこともあるようです。既婚者には、未婚者にはない、独特の心の余裕と魅力があるのでしょう。
(2)既婚者が未婚者に片思い
「ちょっと夫との関係がうまく行ってないときに、気晴らしにどう?とランチに誘ってくれた職場の後輩。あんまり愚痴を言わないようにしてたのに、気が付けば悩みを話しちゃってました。店を出る間際に、“あまり溜め込まないで”と優しく声を掛けられて、泣きそうになりました。それ以来、ちょっと彼のことが頭から離れません」(33歳/サービス/女性)
パートナーの関係がうまく行ってないときに、親切にしてくれた人が心の隙間に入り込んでしまう……ということは往々にしてあるでしょう。ふとした優しさに恋心を抱くのは、当然の成り行きなのかも……。
(3)既婚者が既婚者に片思い
「妻との関係はおろか、同居している妻の両親との仲でさえもギクシャクを通り越し、僕自身が家庭内ATMと化して1年くらい経ったころ。中途採用で入ってきた同い年の既婚女性になぜか心を奪われてしまいました。
その女性と仲良く話をするうちに、どうやら旦那さんの度重なる浮気に苦しめられていることを知り、彼女の苦しみをなんとかしてあげたいという気持ちから恋に落ちてしまいました」(35歳/広告/男性)
既婚者が既婚者に恋をするとき、この事例のように、夫婦仲が壊滅的な状態というのが少なくないでしょう。しかし、離婚というのは一筋縄ではいかないもの。そのため、結果的に不倫関係に陥ってしまう……ということも。
3:既婚者に片思いしてしまったときの解決策3つ
既婚者に片思いしてしまったとき、どうしたら自分の中で円満に解決させることができるのでしょうか? ここでは、未婚者が既婚者に片思いしてしまったときの解決策をご紹介します。
(1) 既婚者の心の余裕がどこにあるのかを知る
既婚者というのは、先程書いたように未婚者にはない心の余裕があります。でもそれは、ひとえに家庭があるから、パートナーがいるからという点につきます。心が落ち着ける場所があり、しかも愛情で結ばれた相手がいるからこそ、心の余裕が生まれるものなのです。
「既婚者の心の落ち着きは、帰る場所があるから」ということを常に念頭に置いておくことで、無用なトラブルを回避することができるでしょう。
(2) 既婚者の母性や父性は“子どもがいるから”醸し出されていることを知る
また、既婚者に恋する未婚者の中には、相手に母性や父性を見出し、そこに強く惹かれることが少なくありません。
これは、自分自身が成長する中で、母性的(または父性的)な愛情が足りていなかったという自覚のある人が陥りやすいものといわれています。でも、既婚者の母性や父性は親になる過程で獲得したものであり、あなたのためのものではないことを肝に銘じる必要があります。
(3) 既婚者に目を奪われる時間はないことを知る
あなたが普通に恋愛できる時間は、刻一刻と過ぎていきます。周りが結婚したり恋人ができたりすることで、あなたが選べる人が少なくなるのと同時に、あなたを選んでくれる人が徐々に減っていくことを知りましょう。
身にならない片思いなら、早めに諦めることで最悪の事態を回避できます。未婚者のあなたに既婚者との恋愛はリスクが高すぎることを知るべきです。
4:既婚者なのに片思いしてしまったときの解決策3
では、既婚者なのにほかの誰かに片思いしてしまったときはどうすればいいのでしょうか。
(1) 既婚者であることのメリットを思い返す
今、こうして恋をしているさなかでも、既婚者であることのメリットは何かしらあるはずです。
一緒に生活を続ける中で生まれた居心地のいいルールや、ふたりでしか共有できない喜びや楽しみもあるはずです。
夫婦仲が比較的円満ならば、その家庭外の恋愛は、デメリットのほうが多いはず。
(2) 既婚者であることの責任を考える
結婚には、相当の責任があります。たとえば、同居、扶助義務や婚姻費用分担義務、子どもがいれば未成年の子の監護義務などです。
もし、それらがイヤという理由でほかの人に目移りするなら、結婚には不向きと考え、離婚すればいいんです。
(3) それでもダメなら……離婚を考えて
先程の事例の中でも挙げましたが、パートナーの関係が壊滅的になっているなら、時間がかかっても離婚に向けて話し合ったほうが、夫婦、お互いのためとなるでしょう。
さらに、恋愛をするならば、離婚のあとのほうがよいでしょう。でも、離婚に向けての協議の間に“心の支え”が欲しくなることもよくあります。心の中で愛を育むのは、決してダメとはいえません。その恋に、ある種の覚悟があるのなら、仕方ないかもしれません。
今回は、不倫に進まないために、どうすればいいかいくつかご紹介しました。自分の心の中を見つめて、どうか間違いのない選択をしてください。