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寝相で性格がわかっちゃう!一人orカップルで寝る姿勢でわかる本性

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:寝相に心理が表れるのはなぜ?

アメリカの精神分析医、サミエル・ダンケルによると、寝相にはその人の性格や精神状態があらわれるのだそう。例えば、爪を噛むなどの無意識にしている癖というのは、そのときのストレスや精神状態を表しているといわれています。

寝ているときというのは、まさに無意識の状態。なので、そのときにどんな仕草や癖が現れているか、どんな寝相なのかをチェックすることで、深層心理が見えてくるというのです。

2:【一人で寝る時】寝相でわかるタイプ別性格7つ

さっそく、寝相をタイプ別にわけて性格分析を行っていきましょう。占い師の草薙つむぐさんにお話を伺ってきました。

(1)バンザイ

草薙:両腕を上げて、バンザイの体勢で寝る癖のある人は、開放的でポジティブな傾向があるといえます。寝ているときというのは、無防備なので、無意識に身を守るような行動をとっても良さそうなものですよね。なのに、バンザイの姿勢を取っているということは、楽観的だと考えられます。

また、物事に熱中しやすくのめり込みやすい人も多いです。バンザイの姿勢が気持ちいいと感じるのは、肩周りや背中上部、胸などの筋肉が緊張して凝っているため。つまり日中、猫背になりながら夢中で何かに取り組んでいるため、寝ているときに無意識に縮こまった体を伸ばして戻そうとしているのかもしれません。

(2)腕組み

草薙:腕を組んで寝ている人は弱音を吐けず、ストレスを溜め込みやすい傾向のある人。自分を守ろうとする意識が強くはたらいているため、自分を抱えるような姿勢を取っていると考えられます。

(3)膝を立てる

草薙:膝を立てているのは、何かがあったときにすぐにその場から逃げられるように、無意識に準備しているため。この姿勢をとる人は、神経質で他人との軋轢を根に持ちやすい傾向があります。また、くよくよ悩みがちな性格である場合もあるよう。また危機感が強く、未来に起こり得るトラブルに敏感。記憶力がよくて、過去の失敗から学ぶ人ともいえます。

一方、性格などとは関係なく、足腰の疲労が溜まっているときも膝を立てて眠る傾向があるので、体のサインのひとつとしてもとらえることができます。

(4)仰向けで真っ直ぐ

草薙:眠るときでさえ、キチッとした姿勢を取ろうとするのですから、ルールを重んじる傾向が強く、こうと決めたらやり遂げようとする傾向が強いといえます。真面目でコツコツとした努力のできる人、向上心があって、精神的にも強いタイプといえます。

(5)うつ伏せ

草薙:うつ伏せで寝る人は、防御本能が強く、不安から自分を守ろうとしているといえます。自分の本音をあまりさらけ出さないタイプ。人当たりがよく社交的と思われていることも。

また、落ち込んだときに枕に顔をうずめて、嘆き悲しむ姿勢と似ていることから、他人の目を気にしやすい性格だったり、今、まさに心配事を抱えているのかもしれません。

(6)横向きで足を少し曲げる

草薙:横向きで足を少し曲げて寝る人は、協調性があって精神的に安定している人といえるでしょう。

膝を抱え込むような姿勢にまでなってしまうと、心配性で考えすぎてしまうタイプといえますが、膝を少し曲げる程度ならオープンマインドすぎることもなく、内向的すぎるわけでもなくという、よいバランスが取れていると考えられます。

(7)大の字

草薙:大の字で寝る癖のある人は、自信家であまり自分の感情を隠さない性格。警戒心が低く、楽天的な性格であるといえます。

3:【カップルで寝る時】寝相でわかる性格・心理5つ

今度は、カップルで眠るときの寝相からふたりの関係性を分析します。

(1)後ろから抱き着く

草薙:どちらかが後ろから抱きついて眠る場合、抱きついている人のほうがパートナーのことを必要としていて、もっと満たされたいと思っていると考えられます。また甘えん坊で、子供っぽいところもあるでしょう。

抱きつかれている側も居心地がいいなら、頼られたいと思っていると考えられるので、バランスが取れているカップルといえるでしょう。

(2)腕に抱きつく

草薙:腕に抱きついて眠っている場合、抱きついているほうが相手のことを手離したくないと思っているといえます。また、相手の気持ちが自分から離れていっていることを何となく感じて寂しく思い、無意識に引き留めようとしているのかもしれません。

(3)抱き合う

草薙:抱き合って眠るというのは、お互いに「もっと深い関係になりたい」と思っている証拠。愛する気持ちが強いといえますが、裏を返すと「まだ深い関係になっていない」とも考えられるため、発展途上の関係といえます。

(4)足を絡ませる

草薙:足を絡ませて眠るという場合、絡ませている人のほうが、相手に不満を抱えている可能性があります。これは腕枕をしたり、抱きついたりするのは、相手に対して「やりすぎ」と思って遠慮しているけれど、体のどこかは触れ合っていたいと思っている気持ちの現れ。

そのため、不満を抱えているけれど、なかなかそれを言い出せない関係といえるかもしれません。

(5)お互いに反対向き

草薙:カップルがお互いに背を向けて眠るような寝相は、愛が冷めているという印象を受けるかもしれません。しかし、実はとても良好な関係性といえます。

背中を向けても不安に思わないのは、お互いに自立していて相手に依存することがないため。自分たちの関係に安心感を抱いていて、居心地のいい距離感を確立しているカップルである可能性が高いです。

4:まとめ

草薙さん曰く、寝相というのは、心理状態だけでなく、体の不調など現れることがあるそう。心の問題だけではなく、体の問題のサインとしても注目してみることもおすすめします。

【取材協力】

草薙つむぐ・・・書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。またスポーツ選手から芸能人まで幅広い人脈を持ち、恋愛コラムニストからも恋愛相談を受けた経験を持つ。手相占い師としても活躍中。