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婚活に疲れた…!男女共に婚活に疲れる原因と効果的な対処法
中垣 美和子M.Nakagaki
1:実際のところ、婚活は大変?
「結婚がしたい!」
そう思っても、現実は仕事と自宅の往復で、出会いがほとんどない……。焦って婚活パーティーに参加したり、知人に紹介をお願いしたりはするものの、うまくいかない人は多いようです。特に、アラフォー世代は苦戦しやすい?
「婚活パーティーに何度か参加しましたが過去の熱〜い恋愛と比較しては、『こんなはずじゃない』『もっといい人がいる』と考えてしまいます。この年齢になって、妥協ができなくなっていることに気付きました」(38歳・Tさん)
「婚活でせっかく縁があった男性でも『婚活で出会った人』という意識がこびりつき、結婚を意識しすぎたり、全てが打算的に見え、急に冷めた目で見てしまうことがあります。全然うまくいきません」(40歳・Nさん)
「年齢を言っただけでシャットアウトされてしまうことが多すぎます……」(39歳・Mさん)
どうしたら、婚活をスムーズに行なえるのか。婚活に疲れ果てる原因を男女別で見て行きましょう!
2:婚活に疲れ果てる原因!男女別10
(1)男性編 5つ
1.理想と現実のギャップを目の当たりにする
婚活に挑む前は「20代で大卒以上」「スタイルが良く綺麗」「家庭的」「両親同居可な人」など多くの理想をかかげます。しかし、そのような好条件な女性は少なく、自身のスペックでは相手にされない現実を目の当たりにするようです。
2.メールや電話のやりとりの内容を考え過ぎる
恋愛に奥手な男性も多いのが婚活市場。日々のやりとりを考えすぎて疲れてしまう人も。
「今まで仕事ばかりをしてきたので、日々のメールや電話で話す内容をどうしたらいいかとても悩みます。メールをした後も『嫌な印象を与えていないかな?』などと考えすぎてしまい、それをストレスに感じることも……」(36歳・Yさん)
3.ひとりの時間がほとんどない
たまにはひとりの時間を持てるスケージュールを組んだほうが良さそうです。
「登録した婚活会社から連絡がある度に、次回の休日の空き時間にどんどん会うセッティングをお願いしていました。初対面の女性と1日に複数人会うことで、自分ひとりの時間がなくなったことが疲労感を募らせていきました」(40歳・Sさん)
4.盛り上がらないことが続く
世の中、気が合う女性だけではありません。気の合わない女性とばかり会い続けることは、精神的に辛いものがありそうです。
「5人くらい連続で、気が合わない、話が盛り上がらない女性が続いたことありました。『一生気の合う人に出会えないんじゃないか?』という恐怖に襲われ、精神的に病みました」(32歳・Mさん)
5.年収を鼻で笑われ自信をなくす
年収を鼻で笑われることもあるのが厳しい婚活市場の現実のようです。強い精神力と、時に楽観的に捉えられる広い心がないと身体が持たない?
「自分よりひと回り下の女性に、年収を鼻で笑われたことがトラウマになり自信を喪失。立ち直るのに時間が掛かりました」(38歳・Eさん)
(2)女性編 5つ
1.断られてばかり
好みではない男性からは声が掛かるが、好みの男性からは断られてばかりという女性は多いようです。
「アラサー世代で年収は600万円以上、見た目が爽やかな男性が良いのですが、実際に声を掛けられるのはアラフォー世代ばかりです」(33歳・Kさん)
2.周囲のプレッシャーがすごい
友人たちは全員結婚。両親からも「早く孫の顔を見せろ」と言われ、周囲のプレッシャーが心身を疲弊させることも。
3.積極的に動きすぎた
「絶対にいい人を見つけるぞ!」と気合いを入れすぎて、休日には朝から晩まで婚活パーティーに出向くなど、積極的に動きすぎた結果疲れてしまう人も。
「アラフォーに差し掛かり、『一生ひとりは嫌だ!』と焦って婚活三昧の日々を送りました。スタートダッシュが行き過ぎたせいか、3ヶ月もすると、心身ともに疲れてしまいました」(39歳・Hさん)
4.高望みになっている
年を重ねるほどに理想は高まる上に、妥協もできない?
「ここまで結婚をしなかったんだから、ステキな人を見つけるまでは絶対に結婚をしない!という意識が強すぎて、年収も、見た目も、条件全てを妥協できません」(40歳・Aさん)
5.辛い現実を突きつけられる
自分よりずっと若い女性ばかりで「勝てない……」という現実を突きつけられることも。
「男性は多少、年齢を重ねていても、年収や容姿でカバーできる人が多いんですが、女性の加齢は一発アウト!な反応をされることが多いです」(41歳・Cさん)
3:婚活でうつにならないためには
幸せになるために行なう「婚活」で、昨今、うつになってしまう人も増えているようです。
心身ともに疲れていることを感じたら、一度、婚活からから離れてみるのもひとつの手ではないでしょうか。
婚活から距離を置き、趣味に没頭し始めたら、趣味の場で思わぬ出会いに恵まれた、という人は意外とたくさんいるようです。ひとりの時間も大切に、無理せず良縁に恵まれることを祈っています。