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干支で相性診断!あなたと「相性の良い干支・悪い干支」が全部わかる!?
相川葵A.Aikawa
1:干支って何?
(1)そもそも干支とは?
干支とは、十干十二支の略です。日本で一般的に言う干支は、この“十二支”の部分だけがピックアップされることが多いですね!
12の動物の姿で知られますが、本来は方角や時間を示す、古代中国の暦文化に端を発しています。
(2)親子で相性のいい干支は?
干支同士の相性というと、どうしても男女間のことを思い浮かべますが、親子で相性がいい干支というものもあります。
12ある干支(正確には干支ではなく、十二支ですが、この記事ではわかりやすく干支と呼びます)を3つずつ、4のグループに分け、相性を割り出すのが、干支による相性占いの基本です。
とりわけ親子間で理想的と言われるのは、子(ねずみ)&辰(りゅう)&申(さる)のいずれかの組み合わせ。
この組み合わせは、カップルでもよいと言われる組み合わせです。
2:干支相性診断!相性のいい干支・悪い干支
まずは、干支同士の相性の良しあしを簡単に並べてみましょう。
それぞれの性格については、のちほどご紹介しますので、ゆっくり見てみてくださいね。
(1)子(ねずみ)
相性がいいのは、丑(うし)、辰(りゅう)、申(さる)。
十二支のお話で、最初に神様の前に登場するのが子(ねずみ)です。
自分と同じようなシッカリ者の辰(りゅう)や申(さる)か、思考がシンプルで、誠実さを兼ね備えた丑(うし)との相性が良好でしょう。
相性がよくないのは午(うま)や未(ひつじ)で、卯(うさぎ)も、場合によってはよくないと言われます。
(2)丑(うし)
相性がいいのは子(ねずみ)、巳(へび)、酉(とり)。
共通点はどれも働き者であるということ。
意外かもしれませんが、非常に誠実な一面を持っているのが巳(へび)年の人です。
相性がよくないのは未(ひつじ)や午(うま)で、戌(いぬ)もよくないことがあります。
(3)寅(とら)
相性がよいのは戌(いぬ)、未(ひつじ)、亥(いのしし)の3つ。
人とのトラブル回避に長けている戌(いぬ)や未(ひつじ)は、寅(とら)と上手に歩んでいくことができそう。
亥(いのしし)の場合は、猪突精神という部分が、寅(とら)との共通といえます。
相性がよくないのは申(さる)と巳(へび)です。
(4)卯(うさぎ)
相性がよいのは、戌(いぬ)、未(ひつじ)、亥(いのしし)です。
大人しい卯(うさぎ)年生まれは、攻撃的で口が立つ干支を苦手としています。
その点、戌(いぬ)や未(ひつじ)、亥(いのしし)は、優しさが先行し、卯(うさぎ)を守ってくれるタイプ。
相性がよくないのは酉(とり)や辰(りゅう)、申(さる)と言われています。
(5)辰(りゅう)
相性がいいのは、子(ねずみ)、申(さる)。
子(ねずみ)も申(さる)も、辰(りゅう)とは愛情が溢れる関係になると言われています。
3つのどれをとっても頭がキレるので、賢さという点で分かり合える部分もあるようです。
相性がよくないのは戌(いぬ)や卯(うさぎ)、自分と同じ辰(りゅう)同士も、あまりよくないと言われています。
(6)巳(へび)
相性がいいのは、申(さる)、丑(うし)、酉(とり)。
丑(うし)や酉(とり)との組み合わせは、互いに誠実であり、社会的な成功を得られると考えられてきました。
申(さる)と巳(へび)は素早く目標を達成することに長けており、協力体制が築けるでしょう。
相性が良くないのは亥(いのしし)や寅(とら)、申(さる)です。
(7)午(うま)
相性がいいのは、寅(とら)、戌(いぬ)。
「寅(とら)や戌(いぬ)とタッグを組むと、人から信頼を得て伸びる」と言われる相性です。
午(うま)と戌(いぬ)は、共に愛想よく、楽しい関係が築けます。
相性がよくないのは子(ねずみ)、未(ひつじ)。同じ午(うま)の人もよくありません。
(8)未(ひつじ)
相性がいいのは、午(うま)、卯(うさぎ)、亥(いのしし)の3種。
午(うま)と未(ひつじ)は互いに和気あいあいと、楽しくやっていくことを好むでしょう。
卯(うさぎ)や亥(いのしし)が相手なら、お互い協力して経済的に潤うことができそうです。
相性がよくないのは、子(ねずみ)、丑(うし)。
(9)申(さる)
相性がよいのは、巳(へび)、子(ねずみ)、辰(りゅう)です。
子(ねずみ)と辰(りゅう)が相手なら、お互いに深い愛情を感じることのできる関係に。
巳(へび)は必ずしも相性がよいとは限りません。しかし、巳(へび)年の人の誠実さに気付けば、深い関係になれるでしょう。
相性がよくないのは、寅(とら)、亥(いのしし)となります。
(10)酉(とり)
相性がよいのは、辰(りゅう)、丑(うし)、巳(へび)。
どちらかというと誠実タイプのこの3つの干支を相手にすると、ややせかせかしたタイプの酉(とり)年生まれは、落ち着くことができるでしょう。
相性が良くないのは、戌(いぬ)年。自分と同じ酉(とり)もあまりよくはないでしょう。
(11)戌(いぬ)
相性がいいのは、卯(うさぎ)、寅(とら)、午(うま)。
人についていくタイプの卯(うさぎ)年生まれ。戌(いぬ)年生まれを良くもわるくもアテにするので好相性といえます。
また、寅(とら)、午(うま)とは人からの信用を獲得し、一旗上げる可能性があると言われています。
相性が良くないのは、辰(りゅう)、酉(とり)、丑(うし)、未(ひつじ)と数が多めです。
(12)亥(いのしし)
相性が良いのは、寅(とら)、卯(うさぎ)、未(ひつじ)。
特に卯(うさぎ)や未(ひつじ)と組むと、亥(いのしし)年生まれにはない協調性で、人との和を育み、経済的メリットをもたらします。
寅(とら)とは、ほかの誰にも止められないスピード感で前進していきます。ちょっと危険ではありますが、多大な可能性を秘めた関係です。
相性がよくないのは巳(へび)、申(さる)、そして亥(いのしし)自身もよくはないようです。

向かい干支ってなに?向かい干支カップルの相性が良い理由3つ
3:当たってる……干支占いで性格診断!
(1)子(ねずみ)
繁殖力が強いねずみ。
干支は、先に動物のイメージがあったわけではありません。しかし、子(ねずみ)年生まれは子孫繁栄の象徴と言われています。
惚れっぽくて絶倫さんなのかも……!?
動きが素早く、賢くて、あちこちに気が回るのも特徴的。
(2)丑(うし)
丑(うし)の人は、誠実でおっとりしています。
また、我慢強く、比較的穏やかな性格も特徴でしょう。
気分がコロコロ変わるとか、やりたいことがすぐ変わるなどといった変動型の相手はあまり信頼できません。
ひとつのことにまっすぐで、ほかの誰より正義感が強いのも丑(うし)年生まれ。
(3)寅(とら)
決断力や才覚のある人が多い様子(ねずみ)。
勉強することが好きで、興味のあるものについては、いろいろなところから、何でも吸収しようとします。
そのため、人生の成功率も自然と高くなるでしょう。
しかし、一方で気が強く、並の人の手には負えない!という難点も。
スタンドプレイヤーで、他人から反感を買うこともあるので要注意です。
(4)卯(うさぎ)
従順で、穏やかな人が多いでしょう。
人から言われたことは、基本的に逆らわないので、よくも悪しくも自分の意見がない、薄いと思われてしまうことも。
他人のうしろについて、言われた通りにしているといった印象です。
しかし、一方で頭の中はフル回転していて、要領よく、いちばんおいしいところを持っていくという傾向もあるでしょう。
「自分は弱い」という自己イメージを持っており、冒険心に欠け、大きなことはできないという難点もあるようです。
(5)辰(りゅう)
辰(りゅう)と言うと、とても強そうなイメージ。ですが、強さよりも正義感の象徴として扱われるモチーフです。
行動力があって、頭の回転も速い。先読み力もあります。
目的のために、何をしたらいいのかが明確なので、人の先に立ってどんどん前に進んでいくでしょう。
信用を勝ち取り、大金持ちになる可能性も!
ただプライドが高すぎることが邪魔をし、思わぬトラブルを招くこともあります。
プライドが高いので愚痴をこぼすことができず、自分の中にストレスを溜めがちと言うマイナス点も。
(6)巳(へび)
蛇を怖がる人も多いものですが、恩を忘れずに恩返しをすると言われている動物でもあります。
執念深く情熱的で、1度狙った目標はなかなか諦めたりしません。
人との協調性に欠ける部分はありますが、同時に人の感情を読む能力には恵まれています。
そのため、協調性はなくとも人と共に行動したり、冷静なアドバイスで人から頼られたりすることも多いでしょう。
なかなか人に心を開かないので、分かりにくいと思われ敬遠されてしまうこともありそうです。
(7)午(うま)
午(うま)は軽く走る馬の様子(ねずみ)からか、陽気で楽しい人が多いようです。
派手好きの一面もあり、煌びやかに装うのが好きな人も。
裏表のない正直者で、思ったことが顔に出るタイプ。なので、人からの信頼は得やすいといえます。
反面、イヤなものに遭遇すると、明らかに顔が曇ったり、テンションが激しく下がることも多いため、嫌いな人、嫌なことがバレバレという一面もあるでしょう。
それがもとでトラブルを抱えることも少なくありません。
(8)未(ひつじ)
温和な人が多い未(ひつじ)。
平和主義で穏やか、集団の和を大切にする傾向が大きいでしょう。
自分の欲求をちょっと我慢してでも、全体の統一性を重要視します。反対に、全体の輪を乱すようなスタンドプレイヤーに対しては敵視するようなことも。
しかし、未(ひつじ)年の人は受け身で主体性があまりないので、相手に引っ張られて成功を手にするようなところもあります。
(9)申(さる)
好奇心が強く、知恵も知識もピカイチです。
動きが素早く口が立つ傾向もあるようです。
自分でもそれを自覚していて、
「ほかの誰よりも、自分のほうが頭がよい」
といったような自負もあります。
また、気が短くて負けず嫌いな、子供のような一面を持っていますので、勝負ごとでは自分の負けを認めず、人と口論になってしまうこともあるかも。
(10)酉(とり)
親切でお世話好き。
商売に向いているとも言われます。これは「取り込む」という言葉の語呂あわせ。酉のつく商売に関連するイベントでは、酉の市が有名ですよね。
実際、自分の能力を信じて起業家になる人も多いと言われています。
努力をすることが得意ですが、マイペースで、他人と協力して前進することは苦手。
自分で納得するまで手を抜けない完璧主義でもあります。
(11)戌(いぬ)
愛想がよく、努力家で、相手の期待に応えようとする気持ちが強いでしょう。
努力家でコツコツと頑張ることを知っています。
義理人情も重視するさまは、まさに桃太郎の犬によく似ているのかも!
ただ、「自分の誠実さがもっともよいものである」という自負をもっており、ほかの人の性格ややり方、あるいは失敗を、わざわざ突いて炎上させるようなこともあるので要注意です。
(12)亥(いのしし)
勇気があり、誰にも止められないスピード感やガッツで前進していく人が多いようです。
性格ではありませんが、亥(いのしし)年の人は体が丈夫だという説も!
自分の思っていることはハッキリと言わないと気が済まず、周囲がみな違う意見でも、納得のいかないことは自分一人で主張し、その主張を貫いてしまうようなところがあるでしょう。
本来は正義感が強くて、弱い者を守るという意識も、ほかのどの干支より強くもっています。
人から騙されやすく、しかも人を許しやすいので、ひどい目にあってもちょっと謝罪されるともう許してしまう、そしてまた傷つけられる……といったような、どうしようもないお人好しな一面もあるようです。

九星気学で相性を占う!早見表であなたと好きな人の相性をチェック
4:個人差あるけど覚えておくと便利!
干支は、その人が生まれた年の性格傾向を表すものです。
同じ年に生まれた人が、みな同じ性格になるわけではありません。それでも、その人が生まれた年に流れていた“気”によって、その人の気質がある程度左右されている部分があるのも現実です。
自分や、相手の気質がどんなものか、軽く把握しておくことで、相手への応対方法などに役立ちますよ!