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嫉妬しない方法なんてあるの?嫉妬の正体を見極めて呪縛から逃れる方法

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:嫉妬しちゃう自分が嫌…嫉妬しない方法はある?

嫉妬というのは、異性が自分以外に愛情を向けていると感じたり、自分より他人のほうが優れていると感じたりしたときに抱いてしまうような、ネガティブな感情。嫉妬したくなくても、ついついしてしまって自己嫌悪に陥るなんていうこともあるのはないでしょうか。

嫉妬は、独占欲や劣等感といった感情によって起こるもので、感情をコントロールすることを意識すれば、嫉妬は抑えることができます。逆に、感情のコントロールができないと、嫉妬のままに行動してしまって、他人を傷つけたり、人間関係を壊したりしてしまうなどのデメリットまで生まれてきます。

感情をコントロールすることは難しいこと。しかし、はじめから感情のコントロールができないと諦めずに、少しづつでも嫉妬の呪縛から逃れられるように努力することが大切です。

2:なんで嫉妬しちゃうの?嫉妬する心理5つ

嫉妬は知らないうちにしてしまうもの。なぜ嫉妬してしまうのか、まずは嫉妬をする心理を見ていきましょう。

(1)独り占めしたいという独占欲

好きな人のすべては、自分のものであってほしいという独占欲は、嫉妬の大きな原因のひとつです。独占欲が強いと、好きな人が自分以外の誰かと話しているだけでも、嫉妬してしまいます。友達でも同じことが言えます。自分以外の誰かと仲良く話しているのが気に入らないなども、独占欲からくる嫉妬です。

(2)どうせ自分なんて…という劣等感

自分に自信がなく、劣等感の強い人も嫉妬心を抱きやすい人です。「あの人は自分よりも頭が良くてキレイだから、きっと見下しているだろう」と思い、「美人はいいよね」と嫉妬してしまうのです。恋愛においても、情けで付き合ってもらっているのかなと思っていると、異性と話している恋人を見るだけで、あの人のほうがお似合いだなと嫉妬してしまうのです。

(3)先入観で相手を信じていない

相手を信じていないことは嫉妬につながります。恋人にどれだけ好きと言われても、浮気をしていないと言われても、相手を信じなければ、恋人が異性と話ているだけでも、嫉妬心が生まれるでしょう。

職場でも、仕事ができないと決めつけて信じていなかった人が、大きな仕事をやり遂げて、回りから評価されたら、嫉妬してしまいます。

(4)自分にないものを羨ましがりすぎる

人は自分が持っていなくて、他人が持っているものが良く見えてしまうところがあります。自分では買えないような高級ブランドのバッグ、しっかり休みがあって給料も良い職場環境など……。

自分にはないものに対する羨ましさが強いと、それが嫉妬に繋がってしまいます。羨ましいと思うばかりで、手に入れるための努力ができない人とも言えるでしょう。

(5)負けず嫌いも嫉妬の原因

負けず嫌いも嫉妬の原因です。あの人よりいい成績を取る、あの人よりもっと美人になってモテまくる、誰よりも早く旬なものを手に入れるといった感情です。自分より、誰かが目立っていることが嫌で嫉妬してしまう心理といえるでしょう。

負けず嫌いが原因の嫉妬は、それをパワーにして行動を起こすというメリットがあります。やりすぎな自信家でなければ、問題も少ないでしょう。

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3:人に嫉妬すればするほど○○になる!嫉妬のデメリット3つ

嫉妬が強くなればなるほど、デメリットも増えてきます。具体的に紹介します。

(1)嫉妬しすぎると攻撃的になる

嫉妬心から、他人を攻撃する言動をしてしまうことがあります。「ブスのくせにモテるなんて」「成金なだけじゃないか」、そうした攻撃的な言葉を、ついついSNSで呟いている人もいますよね。

自分にないものを羨んで、あまりに嫉妬心が強くなると、ひどい発言が多くなるので、気持ちのいい人に見えなくなります。

(2)嫉妬が強すぎて孤独になる

嫉妬が強いと、ひどい発言が多くなると言いましたが、それがもっとひどくなれば、だんだんと周りの人から避けられてしまうようになります。ネガティブなことばかり言う人と一緒にいても、楽しくないからです。どうせ自分なんて……と卑屈な嫉妬ばかりしている人も、人間関係がうまく構築できなくて、だんだんと孤独になっていくでしょう。

(3)ストーカーになってしまう可能性も

独占欲が強くて嫉妬深い人は、相手の行動をすべて把握して、自分の思うようにさせて安心したい人です。恋人関係なら行動を制限しますが、片思いや別れたあとではストーカーに発展する可能性も。

さらにエスカレートしてしまえば、事件に発展する可能性だって否定できません。嫉妬しすぎて、冷静な判断がつかなくなってしまっているのです。

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4:嫉妬しない生き方で心穏やかになれる!嫉妬の呪縛から逃れる方法5つ

嫉妬をしなければ、心は穏やかになれます。嫉妬をしない方法を見ていきましょう。

(1)友達は対等の気持ちでいるようにする

友達の幸せに嫉妬するのは、友達をどこか自分より下に見ているから。心から対等に思っている友達には、素直に祝福をすることができるもの。友達を対等に見るようにするか、相手の幸せを素直に祝える友達と関係を築くようにしましょう。

友達は、あなただけの友達ではありません。いろいろな人と結びつきがあって、そのうちのひとつが自分だということも、覚えておくといいですよ。

(2)他人の時間は他人のものと理解する

他人の時間は、他人のものと理解することを心がけましょう。恋人であれば、ふたりきりのときは相手を独占することができますが、会えない時間はお互いの時間と区別することが大切です。

何をしているのかどうしても気になるなら、一日の終わりにその日あったことを報告しあうなどがおすすめ。電話やLINEでお互いのことを話すのは、関係構築にも最適です。

(3)自分に自信をもつ

自分に自信がない人は、コンプレックスが多くて他人と比べてしまうので、嫉妬をすることが多くなります。ということは、自分に自信を持てば、嫉妬の呪縛から解き放たれます。

自分に自信なんてないという人も、嘘でもいいからポジティブな言葉を言うように努力してみましょう。「私はかわいい」「自分は愛されている」など口に出すことで、意識改善にもつながります。

(4)今現在の時間が大切と認識する

恋人の過去の恋人に、嫉妬してしまうこともあるでしょう。昔の恋人の話なんて、あまり聞きたくないのはたしかです。でも、今現在の恋人は自分なのだから、嫉妬をする必要はありません。むしろ、今は自分を選んでくれたと優越感をもってもいいくらいです。

自分の知らない過去の話が嫉妬の原因だと思いますが、いちばん大切なのは今現在だと認識しましょう。

(5)SNSは見なければ嫉妬しない

FacebookやInstagramの投稿に嫉妬することは、今の世の中、かなり多いものです。意識していなくても、相手の容姿や行動が羨ましくて嫉妬しているのです。

それがまったくの他人の投稿ならば、あなたの人生に関係のない人なのですから、嫉妬する必要はどこにもありません。必要以外のSNS投稿をわざわざ見なければ、嫉妬することもないのです。

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5:まとめ

人間は欲深い生き物です。まったく嫉妬をしない人は、ほとんどいません。とはいえ、その感情に苦しめられるのは嫌なものですよね。嫉妬の呪縛から逃れるには、原因を見極めることが大切。原因がわかれば余計な嫉妬をしないように心がけることができるでしょう。