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年上彼女と結婚…「結婚したい」と思った理由と「年上で後悔」したこと

文平サチオ

文平サチオS.Fumihira

目次

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1:年上彼女だから結婚後、彼が後悔しないか心配

(1)「年上彼女と結婚したい」男性の言葉は信じられるか?

「年上とか年下とか関係なく、交際相手には好きな女性を選ぶから、問題なしです」(男性、会社員)

「男が結婚を口にするときは、ほとんどの場合が本気だから、本気にしていいと思います」(男性、不動産)

「オレ、キミとの結婚考えてるから」、こんなセリフを男性から聞かされたとき、多くの女性は「えっ!嬉しい!」と舞い上がるでしょう。

しかし、彼氏が年下の女性は、「本当かなぁ。若くて可愛い子がいたら、乗り換えられちゃうかも……」と不安になってしまうことも少なくありませんよね。

ですが、そんなに気にしなくても大丈夫です。彼が“遊び人”でもないかぎり、“結婚”のふた文字を口にするということは、彼もそれなりの覚悟をしているということです。

(2)年上彼女との結婚を周囲が反対する理由

「友達が年上の女性と結婚するって言ったら、まぁ、相手の女性の歳にもよりますけど……反対するとは思いますね。こんなことを言うと炎上しそうですけど、女性が高齢だと子供を作りにくいじゃないですか? そういう面を考えると、反対することがあるかもしれません」(男性、会社員)

「兄が年上彼女と交際中なんですけど、実家が田舎で考え方が古いんで、結婚するとなれば、“姉さん女房なんて大丈夫?”と揉めそうで不安ですね」(女性、会社員)

取材の中で“年上彼女との結婚を周囲が反対する理由”として挙げられていたのが、「子供についての不安があるから」という理由でした。「女性が年上でも基本的に問題はないけれど、相手の女性が高齢だと、反対するかもしれない」。そんな意見を寄せる人がいました。

また、「本人たちは問題なくても、そのご両親がよく思わないのではないか?」という懸念を持っている人もいました。

しかし、調査に協力してくれた全員が「当人たちが幸せならば、祝福する」と答えてくれたので、最終的には“愛があればOK”ということができそうです。

2:年下彼に聞く!年上彼女と結婚して後悔したこと 7つ

(1)毎回「珍しいね」と言われる

「奥さんが年上だって知ると、みんな“珍しいね”と言ってくるので、ちょっと悲しいですね」(男性、会社員)

「結婚相手の女性は同い年か、歳下」、そんな概念を抱き続けている人はまだまだ多く、姉さん女房の男性を見ると、「へぇ、珍しいね」なんて声をかけてくる人が少なくないのだとか。

(2)ウエディングフェアで周りが若い

「結婚式場を選ぶときに、ウエディングフェアに行ったんです。ほかのカップルと一緒に模擬挙式を見たりするんですけど、そこにいたほかのお嫁さんがみんな若くて、ちょっとだけ後悔しました」(男性、会社員)

「普段は彼女の歳を気にすることはないけれど、ほかのカップルと鉢合わせるウエディングフェアに行くと、若い花嫁さんと自分の彼女の年齢を比べてしまう……」。そんな男性もいるようです。

(3)結婚してから老け込むのが早い

「結婚して3年目ですけど、やっぱり老け込むのが早いなぁって思います。年下と結婚した友達のお嫁さんは、まだまだ若い感じがするのに、僕の奥さんは結婚後にぐっと老け込んだ気がします」(男性、IT系)

結婚したときには「まだまだ若い!」と思っていた奥さんなのに、あっという間に老けていく……。加齢は避けることができない現象ですが、歳をとっているぶんだけ、男性にはその進行が早く見えてしまうということがあるみたいです。

(4)奥さんの友だちと仲良くなれない

「奥さんの友だちもみんな年上なので、仲良くなれませんね(笑)。個人的には、友達家族とも仲良く遊びたいと思っていたタイプなので、結構残念です」(男性、会社員)

奥さんが年上ということは、その友達も年上ということ……。男性は年齢や上下関係を重んじるので、奥さんの友だちとはいえ、年上の女性と距離を縮めることが苦手なようです。

(5)若い子を抱きたくなる

「彼女には満足しているんですけど、やっぱり男なんですね。ときどき、無性に“若い子が抱きたい!”と感じることがあります」(男性、会社員)

相手のことが好きだから浮気はしたくない、でも若い女性とエッチなことがしたい……。そんな“男の本能”と葛藤している人もいるようです。年下の若い女性と結婚したら浮気心は消えるのかと言われれば、そういうことでもないのですが、「若い子とエッチしたい!」という気持ちが強くなるのは事実なようです

(7)先に死なれたら悲しい

「彼女が年下だと、自分のほうが確実に早く死ぬと思うんですけど、年上なんで、案外わからないぞ……と思うと悲しくなりますね。奥さんより先に死にたいです」(男性、会社員)

夫婦仲がいいゆえの悩みですね。平均寿命から考えて、歳下の女性・同い歳の女性との結婚であれば、男性のほうが早く死ぬでしょうが、彼女が歳上となるとわからなくなってきます。

「もし彼女のほうが先に死んじゃったら……」、そんな悩みが強くなるのも、歳上と結婚した男性ならではの悩みなのかもしれません。

3:年下彼に聞く!年上彼女と「結婚したい」と思った瞬間

(1)細かいことにうるさくない

「若い子って、けっこう細かいことで文句を言ったり、うるさいじゃないですか? でも年上の女性だと、大らかなところがあるので、一緒にいて和やかな気持ちになります」(男性、IT系)

人生経験が豊富なぶん、ちょっとくらい男性が変なことをしても、「もうバカなんだから」と、余裕を持って受け止めることができるのでしょう。そんな女性の対応を見た男性は、「この子と一緒ならケンカせずに過ごせそうだ」と思い、女性との結婚を意識することがあるようです。

(2)包容力がある

「人生の苦楽を共にするわけですから、包容力があるところを見せられると、グッときますね。“人生で辛いことがあっても、この子なら見守ってくれそうだ”と思うと、人生の伴侶に向いているんじゃないかって考えます」(男性、会社員)

年下の彼女の場合、男性は「自分がリードしなきゃ」という考えに囚われ、ときにはそのプレッシャーに押しつぶされそうになってしまうこともあります。

しかし、相手が年上で包容力があるとなれば、男性のプレッシャーは軽くなり、結婚に対する重圧も軽減されるのかもしれません。

(3)彼女が本気だったから

「普段、チャラいところがある彼女なんですけど、“私、本気だからね”って言われて、僕も覚悟を決めました(笑)。年上の女性にとって、年下の男と交際するのって勇気がいると思うんですよね。だから、本気だって言われたら、こっちも本気になりますよね」(男性、会社員)

年下の彼氏を持つ女性には、常に「捨てられるかも」という不安が付きまといます。

しかし、ほかに男を“保険”や“キープ”するようなことはせず、年下彼氏一筋で頑張る……。そんな“女の本気”が垣間見えると、男性もノックアウトされちゃうのかもしれません。

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4:年下彼に聞く!年上彼女との結婚を反対されたらどうしますか?

(1)気にしない

「気にしませんね。ふたりの問題ですから」(男性、会社員)

まぁ、そうですよね……。本人たちは本気で愛し合っているわけですから、周りがどうこう言っても意味はありません。

(2)駆け落ちする

「あまりにも反対されるようなら駆け落ちですかね(笑)」(男性、IT系)

周りの人々から「結婚は絶対に認めない!」なんて強く言われるようなら、それまでの人間関係ではなく、彼女との生活を選び、「駆け落ち同然で結婚する!」のだとか。

ここまで本気なら、周りも止めようがありませんね。

(3)考え直す

「理由にもよりますけど、親に反対されて、周りからも祝福されないなら、結婚を考え直すかもしれません。そんな状態で結婚しても、彼女が不幸なだけですから」(男性、会社員)

「周りから祝福されない結婚はしたくない」と話してくれた男性もいました。「反対が強い場合、一旦結婚を保留にして、まずは周囲の説得にかかる」とのこと。

話し合えば、いつかは結婚を認めてもらうことができるでしょう。

5:感動っ!年上彼女に贈ったプロポーズの言葉3つ

(1)「僕に付いて来てください!」

「年下で頼りないと思われていたので、それを打ち消すような言葉にしました」(男性、会社員)

“年下の彼氏だけど、男らしいプロポーズにしたい!”、そんな意味が込められたプロポーズの言葉。きっと彼女も感動したはずです!

(2)「幸せにします!」

「心から彼女を幸せにしてあげたいと思ったので、それを宣言しました」(男性、会社員)

年上だろうと年下だろうと、愛する女性を幸せにしてあげたいと思うのはすべての男性に共通している心理ではないでしょうか? 彼女を思う気持ちに年下も年上も関係ありません。

(3)「結婚してください!」

「年上だろうと何だろうと関係ないので、普通のプロポーズでした」(男性、会社員)

彼から見れば、彼女は彼女。年齢なんかあまり気にしません。そんなときのプロポーズは、年下の彼女と同様のものになるのかもしれませんね。

6:まとめ

交際相手の年齢を気にしているのは、男性本人ではなく、どちらかといえば周囲の人々ではないでしょうか? 一緒にいて幸せを感じられるふたりであれば、年齢など関係ありません。

「周りにどう言われても平気!」と思えるようならば、それはまさに理想のカップルだといえるでしょう。