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好きな人が忘れられないのは認知バイアスのせい?一日も早く忘れるには…

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:好きな人のことが忘れられない経験は?

好きな人のことが、いつまでも忘れられないという経験はありませんか?

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の女性289名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「今まで好きだった人で、忘れられない人はいますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

いる・・・146人(51%)

いない・・・143人(49%)

全体の半分ほどの人が忘れられない人がいるという結果でした。忘れられない理由としては、

「顔から体型、内面まですべてが理想的だから」(28歳女性・その他)

「初めて付き合った人だから」(44歳女性・主婦)

「優しかったから」(23歳女性・その他)

など、青春の思い出や理想のタイプだった人などが忘れられない理由として多く聞かれました。

2:好きな人のことがいつまでも忘れられなくなる心理学的「認知バイアス」とは?

「認知バイアス」を簡単に説明すると、思い込みで物事を判断してしまっていること。ほとんどの人が無意識に使っている心理学です。好きな人が忘れられない原因も、この認知バイアスのせいかもしれません。

(1)あのときこうしていれば…と思う

些細なすれ違いや喧嘩で、別れてしまった相手が忘れられないということはありませんか。「あのとき、あんなことを言わなければ」「あのとき、黙ってプリンを食べたから喧嘩になってしまった」など、特に小さなきっかけで別れた場合、あのときこうしていれば……という思いがつきまといます。

些細な喧嘩やすれ違いが修復できなかった相手とは、遅かれ早かれ長続きしなかったかも。「こうしていれば」という認知バイアスによって、相手を忘れられなくなっています。

(2)まだ可能性があると思い込む

好き合っていたのだから、何かのきっかけや時間が経てば、また元に戻れるかもしれないという思い込みや、長年片思いをしている相手がフリーになれば、自分にも可能性があるという思い込み。これらも認知バイアスが働いて、好きな人を忘れられなくなっています。

もちろん復縁するというパターンもありますが、冷めた愛情が復活するのは稀な話。長年見向きもされてないなら、可能性はごくわずかです。好きな人を忘れたいのなら、もしかしたら……という淡い期待は捨てたほうがいいかも。

(3)いい記憶ばかりを反芻する

好きな人が理想のタイプすぎたり、めちゃくちゃ幸せな時間を過ごしたりすると、そのいい記憶ばかりを反芻してしまいます。これもいい人だった、いい時間だった、あれ以上のことはないだろうという認知バイアスによる思い込みです。

でも、よくよく考えたら、いいことばかりではなかったはず。大変なこともありませんでしたか? 理想のタイプだからといっても、その人があなたを幸せにしてくれましたか? いい記憶は大切にしても、前に進めない原因にしてはいけません。

(4)好きでい続けることを一途でいいことだと評価する

片思いでも別れた後でも、同じ人をずっと好きでいることはいいことだという評価も認知バイアスによる思い込み。一生同じ人を愛するという認知バイアスが、好きな人を忘れられない原因のパターンですね。私はそれでいいのと決めつけてしまうのも、認知バイアスが関係しているからかもしれません。

一途なことは悪いことではありませんが、一途な人が素敵というのは、一部の人の評価にすぎません。思いを断ち切れば、より素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

(5)相手に酷いことをしてしまったという思い込み

好きだった相手に酷いことをしてしまったという罪悪感がずっと心にあると、その人のことが気になって忘れられなくなってしまいます。これは、私が悪かったんだという認知バイアスが働いている状態。

でも、実際に何年も経って、相手はあなたのことをどれだけ気にしているでしょうか。気にしているのはあなただけだった、というのはよくある話です。よくよく考えたらたいしたことではなくて、相手はあなたのことなんて忘れて、誰かとパフェを食べてるかもしれません。

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3:好きな人への未練を断ち切って一日も早く忘れるために…するべきアクション7つ

好きな人が忘れられずに前を向けないならば、一日も早く忘れるためのアクションを起こしてみましょう。

(1)連絡先をすべて消す

片思いの相手や元カレの連絡先を消さずに残したままにしていませんか。連絡を取り合っていれば、忘れることなんてできません。もう好きじゃないから大丈夫!と思っていても、知らないうちに気になっている可能性もあります。

電話番号やメールアドレス、LINEなど連絡が取れる手段はすべて消してしまいましょう。SNSでの繋がりも消して、自ら相手のSNSを覗きにいかないように。相手から連絡がきたら、適当な理由をつけて距離を置きましょう。

(2)スケジュールを埋める

暇な日がないぐらい、スケジュールを埋めてしまうのも有効な方法です。頭の中の思考や興味を無理やり違う方向に向けさせることは、心理学的にも良いとされています。好きな人のことを考えない時間を増やすことで、興味を薄れさせていくのです。

新しい趣味をはじめてみたり、友達を誘っていろいろなことに挑戦してみたり、仕事に打ち込んでみたりと、深く考える時間を作らないことが大切。目の前に忘れたい人がいても、忙しければ構っていられなくなります。

(3)思い出の品は捨てる

人間は、目に見えるものほど、忘れにくい生き物です。好きな人との思い出の品があれば、見るたびにその人を思い出してしまうのは当たり前のこと。どんなに気に入っていても、忘れたいのならば捨ててしまいましょう。捨てるという行為が、気持ちにけじめをつけるきっかけにもなります。

スマホに保存されている画像や、SNSにアップした画像や文章なども思い出の品に含まれます。目につくところにあるものは、すべて削除してしまいましょう。

(4)新しい出会いを探す

新しい恋を見つけに行くことは大変なことでも、ぜひやってみてください。忘れたい人のことばかりを考えていては忘れられません。

合コンに参加してみる、友達に紹介してもらう、婚活パーティーに行ってみる、マッチングアプリを使ってみるなど、方法はいくらでもあります。すぐに新しい相手が見つからなくてもいいのです。出会いの場を増やすぐらいの気持ちで大丈夫。異性と話すことで、違った男性の魅力を見つけられるかもしれません。

(5)髪型や服装を変える

失恋したら髪を切るなんていいますが、思いっきり髪型や服装をイメチェンしてみるのも、好きな人を忘れるために効果的です。ちょっと髪を切ってみる、ちょっと髪色を明るくするくらいではなく、思い切ってイメチェンしてみてください。服装も普段は着ないようなものに挑戦し、別人に生まれ変わる気持ちでいきましょう。

新しい自分に生まれ変わった気持ちになると、それまでのモヤモヤがすっきり晴れるのはよくあることです。

(6)運動をする

体を動かすのも効果的。無心になって汗を流せば、まずその間は余計なことを考えずにすみます。そうして好きな人のことを考えない時間を増やしていけば、運動をしていないときでも思い出さないようになってきます。

日ごろから趣味でやっているスポーツを真剣にやってみる、ジムや気になるスポーツをはじめてみる、軽いランニングをスタートしてみるぐらいでもいいでしょう。体を動かすことは自分磨きにもなって、一石二鳥です。

(7)部屋を模様替えする

思い出というのは、視覚や嗅覚と強い結びつきがあります。もし好きな人が、あなたの部屋に来たことがあるなら、思い切って模様替えをしてみましょう。引っ越しをしてしまうのもありです。このコップ使っていたな……とか、ここに座っていたな……など思い出さないようにするためです。

心機一転のつもりで、家具の位置を変えたりカーテンを新しくしてみたりと今までとまったく違った部屋作りをしてみてください。忘れたいなら、目に見える思い出を大切にしないことです。

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4:まとめ

好きだった人をいつまでも忘れられずに、新しい恋ができなかったり、好きだった人と比較してしまって新しい恋が続かなかったりするのは、幸せになるチャンスも失ってしまっているのと同じです。

忘れられないのは認知バイアスのせいと思い、忘れる行動を起こしてみましょう。