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間違えたら恥ずかしい!? デキる女性が「その旨」を上手に使うテク
毒島 サチコS.Busujima
目次
隠す1:「その旨」の正しい読み方は?どんな意味!?
「その旨(むね)」という言葉はビジネスシーンでよく見かけますよね。
「どんな意味?」と聞かれると「なんとなくは分かるけれど説明しろと言われたらできない……」という人が多いのではないでしょうか?
ビジネスメールや文書でよく使われますが、正しくはどんな意味なのでしょうか? 改めて説明する場面はありませんが、社会人なら“なんとなく”ではなく、きちんと意味を理解して正確に使っていきたいですね。
「その旨」という言葉は「“そのような内容、そのような話”などの意味の表現」として使われています。
「●●ということですね。その旨、担当に申し伝えます」というように前の文章の話を表す言葉ということですね。
2:「その旨」の読み方を間違ってしまったとき、かわいいごまかし方3パターン
社会人になりたて女子にとっては馴染みのない「その旨」という言葉。
うっかり言い間違えちゃったという声も!?
そんな時はかわいいごまかしで乗り切っちゃいましょう。
(1)「私お腹すいてるのかな?(笑)」
「そのうま」と読み間違える人が意外に多い「その旨」。
間違えたことを突っ込まれたらまずは否定せずおもしろくごまかしちゃいましょう。
「や~恥ずかしい~!もう“旨”という字を見たらおいしそうにしか見えなくて(笑)。ちょっと“鮨”にも見えるし。私いつもお腹すいてるからかな?(笑)」
(2)「教えてもらうまで知らなかった~!」
「今までずっと“うま”って呼んでました~! ○○さんに教えもらうまで知らなかった~。恥ずかしいッ!」
必殺!『Menjoy!』読者の強み!(笑)!
モテテクの「さ・し・す・せ・そ」の“し”の「知らなかった~!」を駆使して無理やり乗り切れ作戦です!
指摘されたら、もちろんすかさずお礼をッ!
(3)「最近自分の間違いに気付いた!」
「私ずっと“もうで”って読むと思ってたんですけれど、最近やっと“むね”って読むことに気付いたんですよね(笑)!」
これは、間違っているのを指摘される前に自分が気付いたときのケース。
こんな時は開きなおって自虐でおもしろネタにしちゃいましょう。
……うーん、かわいい否定やごまかしの仕方をご紹介しましたが、やっぱりいくらごまかしかって恥ずかしいッ!
3:これでデキ女!ビジネスシーンで「その旨」を正しく使う例文3つ
前の文章の話を表す言葉の「その旨」。
とくに電話や、ビジネスメールなどでサラッと使えるようになると印象がいいですね!
(1)電話で伝言を預かったとき
担当が席を外していて代わりに伝言を預かったときは……
「その旨を担当の●●に申し伝えます」
この場合、「その旨」という言葉をうまく使えた!ということだけで安心しないで。
「その旨、担当の●●さんに」や「その旨、担当の●●にお伝えします」などのビジネス敬語の間違いをしている女子も多いのです。
自社の担当に対して社内では●●さんと呼んでも、取引先に●●さんと伝えるのは不適切。
また、取引先から伝言を頼まれたのに自社の担当に「お伝えする」というのは間違い。「申し伝えます」が正しい謙譲語ですよ!
(2)決まったことを伝えるとき
詳細の決まった会合などの注意事項を先方に伝えるとき
「参加費はお客様負担となります。その旨ご了承願います」
(3)先方から相談されたとき
「交流会のチケットを紛失してしまったのですが……」などと、相談を受けたとき
「かしこまりました。それでは受付でその旨お知らせくださいますようお願い申し上げます」
4:まとめ
どうでしたか?
今回は間違えたら恥ずかしい!? デキ女が「その旨」を上手に使うテクをご紹介しました。
使用頻度や方法さえ気を付ければ、長い文章もひと言で表現することのできる「その旨」。
正しい使い方を覚えてデキ女になりましょうね。