恋のなやみに効くメディア

上から目線な人の心理とは?上から目線といわれる言動とその対処法

松田優Y.Matsuda

目次

隠す

1:上から目線とは?類語はある?意味と英語での言い方

「”上から目線”って、高いところから下を見るってこと?」なんて思う人はさすがいないでしょうが、それもあながち間違いでもないかもしれません。「上から目線」の意味を辞書で調べてみると、

うえからめせん【上から目線】

俗に、上の立場の者が下の者に対して示す言動。人に対して露骨に見下した態度を取ること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

となっています。

動作として見下ろすことではないにしろ、精神的に人を下に見ているという点では、文字どおりの意味のようですね。

「上から目線」の類語としては、「嘲る(あざける)」「見くびる(みくびる)」「侮る(あなどる)」「見下げる(みさげる)」「卑しめる(いやしめる)」「蔑む(さげすむ」「貶める(おとしめる)」などが挙げられます。

また、最近よく聞く「マウントをとる」という言葉は、「相手よりも自分が上だと認めさせるために、優位性を自慢したり、威圧的な態度をとったりすること」を意味します。上から目線と似たようなニュアンスがありますね。

英語で「上から目線」と言いたいときは「look down on ○○(○○を見下す)」という表現が便利でしょう。例えば「He looks down on others.(彼は上から目線だ)」などと使えます。また、「横柄な」「傲慢な」という意味の「arrogant」も使えるでしょう。

もう少しくだけた言い方をするなら「bossy」という表現もあります。これは、「ボスっぽい、支配的」という意味で、相手を揶揄する気持ちが入ります。上から目線の人は、世界共通で煙たがられているのかもしれませんね。

 

2:上から目線診断!上から目線と言われる態度・言葉10個

誰だって「上から目線な人」とは思われたくないですよね。次の10項目に思い当たる節がある人は、少し意識改革してみてもいいかも。

(1)「○○してあげる」

上から目線の代表格ともいえるこのセリフ。「教えてあげる」「やってあげるよ」「買ってあげよう」。言葉の裏に「あなたには無理だろうから」と見下す感じが透けて見えて、純粋な親切とは受け止められない言い方です。

本当に助けを必要としているときにはありがたいかもしれません。けれど、そうでもないときに言われるとウザさ100倍。「いえ、結構です」と言いたくなってしまいますよね。

(2)「私なら○○する」「俺なら○○しない」

こっちが聞いてもないのに言われると、モヤッとしますよね。普通に世間話をしているときだったり、失敗談をわざと笑いにして話しているときなどは特に、よくあるかもしれません。

こっちはただ楽しく話をしたいだけなのに「私だったらこうする」「俺ならそんなことはしない」と、偉そうに言われると、心の中で「あなたの話は聞いてないけど」なんて悪態をつきたくなっちゃいます。

(3)「○○して」「○○しろ」

命令が必要な状況があるのは確かですが、よっぽど信頼している相手ではない限り、このように言われたら、イヤな気持ちになるのは当たり前。偉そうに命令されると、やる気が削がれてしまいます。親子間でさえ、押しつけや命令を避ける傾向にある昨今では、時代錯誤な言葉ともいえるかもしれません。

(4)他人の話を聞かない

上から目線になりがちな人ほど、自分の意見によほど自信があるのか、他人の話に聞く耳をもたない傾向があります。自分大好きなせいで、視野が狭くなっているのかもしれません。「私が」「俺が」と自己主張して、やたらと押しつけがましいのも特徴です。

(5)知識をひけらかす

他人の知らない知識を披露するのは確かに快感です。優越感に浸れるし、尊敬される気がします。しかし、度が過ぎればただの嫌味。

相手が知らないと決めつけて、俗に言う「ドヤ顔」であれこれ喋りすぎるタイプは「上から目線認定」されるでしょう。

(6)自分の話ばかりする

 

話題の中心が常に自分でないと気が済まない人っていますよね。誰かが始めた話に急に割り込んでくる、そして強引に自分の話題にすり替える。そして説教か自慢が始まる……。

こちらが付き合いで愛想笑いをしているとも気付かずに、延々と自分語りをする迷惑行為も、上から目線な人の得意技でしょう。

(7)他人の手柄を認めない

「彼女は○○がうまい」と聞けば「私だってできる」と返し、「○○に関しては彼に敵わない」と聞けば「俺もそれくらいできる」と言う。

他人が褒められているのが我慢できず、自分はそれ以上の人間だとアピールせずにはいられないのも、上から目線タイプの特徴です。しかし、対抗心を剥き出しにするわりには実力が付いてこない、なんてこともあるようです。

(8)否定が多い

他人の好きなものに対して、あれこれ難癖をつけるのも、上から目線タイプの特徴的な言動です。

例えば、Aというアイドルが好きだという話をしたら、歌が下手だとかダンスがイマイチだとか、欠点ばかりを指摘する。〇〇という映画にハマっていると言えば、「え~? あんなの、何がいいのかぜんっぜんわかんない!」と全否定。わざわざ口にしなくてもいいことを言って嫌われることもあるようです。

(9)恩着せがましい

上から目線タイプは、親切な自分が大好き。なので、ちょっとでも親切なことをすると大々的にアピールしがち。そして感謝を求めるのです。そんな親切ならしてもらわないほうがましですが、断ってもしつこくお節介してくるなんてことも……。

(10)謙遜しすぎ

意外に思えるかもしれませんが、謙遜が一周回って上から目線になってしまうこともあります。明らかにスリムな人がふくよか体型な人に「私太ってるから」と言ったり、高級車を「ボロ車で恥ずかしい」なんて言ったり……。

謙遜も、度が過ぎるとただの嫌味です。ストレートに自慢されるよりも、ある意味たちが悪いかも。こういうタイプは「隠れ上から目線」ともいえるかもしれません。

 

3:上から目線になってしまう人の心理5つ

(1)自分に自信がありすぎる

自己肯定感をもつのは大切なことですが、行きすぎるとただの痛い勘違いに。それに、自分を認めることと、他人を認めないことはまた別問題です。

上から目線の人は、他人を認めない傾向があるようです。自分の意見こそ最上だと信じているからこそ、押しつけや命令に繋がってしまうのかも。

(2)他人に「すごい」と思われたい

最近「承認欲求」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。承認欲求とは、「他人に認められたい、自分を価値のある存在として認めたい」という心理のことです。

これは誰にでもある感情ですが、貪欲すぎるのは困りもの。些細なことでも認めてもらわないと気が済まなくなって、結果的に他人を下げてでも自分を持ち上げようとしてしまうのです。

(3)負けず嫌い

ある程度の闘争心は必要ですが、勝ち負けにこだわりすぎている人ほど「上から目線」になってしまいがち。常に臨戦態勢だからこそ、どうでもいいことでも、とにかく他人に勝とうとするのです。

ほとんどの人は大人になるにつれて謙虚になりますが、上から目線の人の辞書には「負けるが勝ち」という言葉ないのかもしれません。

(4)プライドが高い

プライドがまったく無いのも問題ですが、高すぎるのもまた問題。自分は人より優れている、勝っているという思いが、知らず知らずに高慢な振る舞いを生んでしまうのです。他人との関係を円滑にするより、自分のプライドを守ることを優先してしまうと、上から目線な接し方になってしまうでしょう。

(5)無意識にそうなってしまう

珍しいタイプかもしれませんが、まったくの無意識でそうなってしまう人もいるのではないでしょうか。

人を見下したいわけでも優位に立ちたいわけでもない。本人はただ、思ったままを純粋に言っているだけ。でも、相手は「見下されている」と感じてしまう……。いちばん損なタイプですが、本人に悪気が無いという点では、最も厄介ともいえるでしょう。

 

4:いつも上からくる彼氏・男友達・上司がうざい…上から目線の人への対処法5つ

上から目線な人とは関わらない、付き合わないのがいちばんですが、そういうわけにもいかないのが現実でもあります。もしイラッときたら、ぜひ思い出してほしい対処法をご紹介します。

(1)心のドアを閉じる

なんだかんだ言って、いちばんシンプルにやり過ごせるのは、気にしないことではないでしょうか。「感じ悪いな」「イヤだな」という苛立ちをグッと抑えて、こちらが大人な対応をすれば、場が荒れることだけはありません。

上から目線の人が近づいて来たら、心と耳のドアをそっと閉めるのです。そうすれば、上から目線の人の言葉は聞こえてきません。ただ、相手の表情とテンポにあわせて「そうなんだぁ、すごいねぇ」と相槌を打つだけでよいのです。

(2)ポジティブに受け取る

どんな意見でも、まずは好意的に受け止めてみてはいかがでしょう。お節介にも、ありがたく甘えてみたりり、否定の意見は違う視点の考えとして受け入れたり、対抗心はライバルとして認められている証拠と考えたり……。

特に職場の上司や同僚など、簡単に離れることができない相手にはうってつけ。すべてをポジティブ変換すれば「ありがとうございます」という言葉もスルッと口から出てくるかもしれません。

(3)大げさに感謝して倍頼む

例えば、恩着せがましく「私が○○してあげる」と言われたとき「うわぁ、嬉しい! ありがとうございます! ついでに××と△△もお願いしますぅ」と大袈裟に言ってみましょう。多少芝居がかったくらいがちょうどいいでしょう。

大げさに感謝して、さらに倍やってもらう。そうすれば、いつの間にか形勢逆転。こちらが優位に立てるだけでなく、仕事もはかどりますね。

(4)はっきり指摘する

知らず知らずのうちに上から目線が染みついている人には、いっそのこと、はっきり指摘してあげるのも親切かもしれません。

目上の立場の人に対しては難しいでしょうが、友達や彼氏なら勇気を出して「ちょっと上から目線になってるよ」と優しく、あるいは軽い冗談っぽく言ってみるのはどうでしょう。このとき、あなたも上から目線になってしまわないようにだけ注意してくださいね。

(5)更に上から目線で言い返す

上から目線の人は、相手に言い返されないことを前提に言っている人も多いようです。「まさか言い返してくるなんて……」と、驚いて黙らせることができるかも。うまくいけば、二度と上から目線で言われないという効果も期待できます。

とはいえ、リスクが高いのも事実。さらに上から目線で言い返されて、最終的にはトラブルに発展する可能性も否めません。この方法は、くれぐれも自己責任でお願いします。

 

5:上から目線と言われたらどうする?上から目線を直す方法5つ

(1)他人のことにむやみに首を突っ込まない

お節介が過ぎると、どうしても上から目線になってしまいがちです。「ありがた迷惑」という言葉があるように、良かれと思ってのことでも、相手に不要な親切はただの迷惑でしかありません。

(2)自信のあるときこそ、あえて控えめに

能ある鷹は爪を隠すもの。本当に自信があることなら安売りする必要はありません。そのほうが尊敬を集められるはず。意外と周りは見ていてくれるものですよ。

(3)疑問や提案の形にしてみる

後輩や仕事相手に指示を出さなければならないとき、上から目線になっていないか気になったら、丁寧に「○○できる?」と尋ねるところから始めてみましょう。ミスも頭から否定せず「○○してみるのはどう?」と、相手のやり方を尊重し、提案ベースで。

(4)自慢話がしたいときは相手を選ぶ

誰彼構わず自慢しまくるのは御法度です。自分が相手の自慢話を聞いても嫌な気分にならない相手を選びましょう。お互いに、相手の幸せや喜びを分かち合える人となら、自慢話も嫌味なく楽しめますよ。

(5)表情や声色を柔らかくする

見た目の印象も大切です。いくら優しい言い方を心掛けたとしても、顔がしかめっ面では台無しです。電話でのやりとりなら声のトーンも重要。暗くて重い声では、せっかくの気遣いも伝わりにくくなってしまいます。

 

6:まとめ

上から目線が嫌われてしまうのは、言葉や態度の問題はもちろん、実力が伴っていないせいかもしません。人望や実力のある人ほど、上から目線の物言いはしないですよね。本当の意味での他人の尊敬を集めるためにも、謙虚な姿勢を忘れずにいたいものですね。