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女友達から恋人に!昇格するためにやるべきこと5つ

文平サチオ

文平サチオS.Fumihira

目次

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1:みんなが悩む「友達以上恋人未満」の関係

「最初は友達だと思っていたけど、気がつけば好きになっていた……」、身近な男性を好きになるとき、いちばん多いのはこのパターンではないでしょうか?

マンガみたいに“ひと目惚れ”なんてパターンもあるでしょうが、彼の魅力に触れるにつれ、徐々に好きになっていくことのほうが多いですよね。

彼から告白してくれないと困る……

「彼とは仲良しだけど、付き合ってはいない」……そんな「友達以上恋人未満」の関係に悩む女性も少なくありません。

彼から「実はオレ、お前のことが好きなんだ!」と告白してくれれば問題ないのですが、彼が何も言ってくれないときは、女性の方から告白するしかありませんよね。

しかし、その告白を1歩間違えると、友達関係すら破綻してしまう……。そう考えると臆病になる気持ちも理解できます。

そんな最悪な状況に陥らないためにも、まずは“友達から彼女に昇格”について、男性の心理を見ていきましょう。

 

2:「女友達から恋人に」男子的にはどこから?

最初から「アリ・ナシ」は決まっている?

「女友達から恋人に……」そんな話をするときに、「いや、男って最初から彼女候補と女友達を分けて考えてるから、昇格なんてありえないよ」という説を耳にしたことがありませんか?

この、“最初から決まっている”説、実際のところはどうなのでしょうか?

 

「だいたい決まっていますね。女の子は会ったときに彼女候補と友達に分けてます。でも、女友達から彼女候補に昇格することもあります」(男性、26歳/会社員)

「会った瞬間に“この子は彼女候補!”って思うことはあります。でも、女友達から彼女になるパターンもありますよ」(男性、27歳/会社員)

 

どうやら確かに男性たちの中には「アリ・ナシ」フィルターが備わっているものの、一旦区別されたとしても、その区切りを越えて、女友達から彼女へ移行することは十分可能であるみたいですね。

友達の期間は関係する?

「女友達から恋人に……」そんな話をするときに、よく言われることのひとつに、「友達期間が長いと、彼女に昇格しにくくなる」という俗説もありますよね。

こっちについて、男性たちはどう思っているのでしょうか?

 

「知り合ってから半年未満だと、スムーズに女友達から彼女に気持ちを切り替えられますね。でも、1年とか2年とか友達を続けていると、その子のことを恋愛対象として見られなくなるかもしれませんね」(男性、27歳/会社員)

「僕の場合、学生時代の女友達と社会人になってから付き合い始めたので、友人期間はあんまり関係ないと思いますね。

意外と多いですよ、社会人になってから付き合いだす友達同士。少なくとも、環境の変化に比べたら“友人期間”なんてほとんど恋愛に影響しないと思います」(男性、29歳/販売)

 

「多少は関係する」という意見と、「あまり関係ない」という意見、それぞれ見られました。

確かに「学生時代の友達と社会人になってから付き合い出した」という話はよく聞きます。友人期間の長い短いで、男性の恋愛対象から完全に外れる……なんてことはないのかもしれませんね。

「むしろ、友達関係を長く続けているほうが、お互いの性格などもバッチリわかるので、恋愛に発展しやすいのでは?」(男性、26歳/会社員)

この意見にも一理ありそうです。

友達から恋人になれる女性の条件5つ

(1)男性のよき相談相手である

「よく相談に乗ってくれる女友達がいて、その子のことをだんだん好きになっていったことがあります。

やっぱり、自分の話を真剣に聞いて、考えてくれる女友達は、友達以上の存在になりやすいと思いますね」(男性、27歳/会社員)

(2)共通の友達と付き合ってない

「共通の友達の元カノってなってくるとアウトですね。知らない男と付き合ってた過去なら受け止められるけど、知り合いの元カノとなると微妙ですね」(男性、26歳/会社員)

(3)定期的に会っている

「男の感情にも波がありますから、定期的に会っておくのがいいと思います。

辛い時期とかに優しくされると、普段はそうでもないのに“こいつ優しいな、付き合ってみてもいいかも”なんて思ったりしますから」(男性、24歳/飲食業)

(4)付き合っている男がいない

「当たり前ですけど、彼氏がいないフリーの状態であって欲しいですよね。“ちょっと好きかも”って思ったときに、彼氏持ちだとその好意を自分の中で消しちゃうので」(男性、29歳/販売)

(5)一緒にいて楽しい

「一緒にいて楽しい女友達だと、男のほうも自然と好きになると思いますよ。

よっぽど外見が好みじゃないとか、ほかに好きな子がいるとかじゃない限り、一緒にいて楽しい女友達は自動的に彼女候補になるはずです」(男性、27歳/会社員)

あなたがこれらの条件を満たしている女友達であるならば、彼女候補へとランクアップできる可能性は十分あるでしょう。

 

3:友達から恋人になるための方法とは

では、これまでに見てきた男性たちの意見を踏まえ、実際に“女友達から彼女に昇格”するための方法を見ていきましょう。

恋人関係に発展するため「やるべきこと」5つ

(1)定期的に会う

男性と実際に会っていなければ恋は進展しません。彼が「彼女欲しいなぁ」と思っている時期を逃しちゃうのはもったいないですよね。

定期的に会っていれば、そんな事態も避けられますし、会えば会うだけ、あなたに対する彼の好意は高まっていくはず。なので、関係を発展させるチャンスも多くなることでしょう。意中の男性とはどんどん会いましょう。

(2)さりげなく「彼氏欲しい」とアピールする

「最近、いい人いないんだよね」、「友達みたいな彼氏がほしいなぁ」

恋愛関係に発展するためには、彼に対してさりげなく“彼氏が欲しい”とアピールしましょう。普通に遊んでいるだけでは、いつまでたっても関係は進展しませんよ。

「彼氏が欲しい」、「いい人がいない」と口にしておくだけで、彼の口から「じゃぁ、オレと付き合ってみる?」なんて発言が飛び出すかもしれません。

また、「彼氏欲しいアピール」は、自分がフリーであることを彼に伝える効果もあります。自分が“空いている”ことをアピールしておけば、彼の中に好意がある場合、告白を促すという効果も狙えます。

(3)できるだけふたりで遊びに行く

男友達との関係を一歩先に進めたいのならば、まずはふたりっきりで出かけることを目指しましょう。大人数で遊びに出かけるのは楽しいですが、人数が多いと、ふたりで恋愛を始めるような雰囲気にはなりませんよね。

「相談があるの」「サシ飲みしよう」、理由はなんでもいいので、ふたりで会う機会を設けましょう。

普段大勢で遊んでいるのならば、ふたりっきりでお酒を飲むだけで、その関係性が変化し始めることは少なくありません。

(4)デートスポットに行く

彼を誘い出すことに成功したら、できるだけロマンチックな場所、俗にいう“デートスポット”へ行きましょう。カップルばかりいる場所へ行けば、彼も自然と隣にいるあなたのことを意識し始めます。

これからの時期はイルミネーションスポットなんかを狙うといいかもしれませんね。

(5)酔ったときに好意をにじませる

鈍感な男性はあなたが何をしても、好意に気付いてくれない……という可能性があります。完全に“友達”として見られているパターンですね。そんなときは酔ったふりをして、男性に自分の好意を伝えましょう。

酔った様子で「〇〇みたいな人が、彼氏だったらいいのになぁ」と呟けば、どんなに鈍感な男性でも「コイツ、もしかしてオレに好意を持ってる?」と気付きます。

恋愛関係に発展するためには、とにかく“きっかけ”が必要ですから、酔ったフリをしてでも、彼に自分の好意を伝えましょう。

最初から「好きです!」と告白してもよいのですが、それでは玉砕する可能性が高いので、まずは“彼に好意を伝える”段階からはじめていきましょう。

これやったら「永遠の友達」!やってはいけないこと3つ

(1)女を捨てない

友達付き合いが長くなると、「まぁ、今日は化粧手抜きだけどいいかな」と思っちゃうときってありますよね。

普通の男友達ならばそれでもOKですが、「いずれ恋人関係になりたい」と思っている男性にそれをしてはいけません。

女を捨ててしまうと、男性はあなたを“100%友達”だと認識してしまいます。いったん恋愛対象から外れてしまうと復帰するのは大変です。気楽に会える間柄でも、オシャレに手を抜くのは避けましょう。

(2)恋愛相談をしない

女友達から恋愛相談を受けると、「あぁ、この子はオレのこと恋愛対象として見ていないんだな」と受け取る男性もいます。「彼を嫉妬させて気を引こう」と思っても、失敗に終わることが少なくありません。

仕事などの相談であれば、男性も「オレ頼られてる」と思って嬉しいのですが、恋愛相談にはその効果がないんです。

(3)略奪しない

「そういえば最近、彼女できたんだよね」

友人関係であれば、彼からそんな言葉を聞くこともあるでしょう。恋する乙女としては、非常に胸が苦しくなるひと言ですよね。しかし、そこはグッと我慢しましょう。勢いに任せて「そんなのイヤ! だって私、あなたが好きだもん!」なんて口走ってはいけません。

彼女ができたばかりの男性は“幸せの絶頂”にいます。そんな幸せをぶち壊すようなマネをすれば、あなたは彼の友達ですらいられなくなってしまいます。

どんなに辛くても、そっと身を引いて、これまで通りの友人関係を続けましょう。

告白のタイミングときっかけは?

男性は年齢を重ね、周りの環境が変わるたびに、その気持ちも変化します。最初は“脈ナシ”だった男友達が、いつのまにか“脈アリ”に変化していることだって少なくありません。

失恋や仕事での失敗などで彼が弱っているときにアプローチしたり、彼が結婚を焦り出したタイミングで恋人候補として名乗り出てみたり、長く友人関係を続けていれば、いつかチャンスは訪れます。

しかし、「絶対に彼と付き合いたい!!」など、強すぎる好意を抱えていると辛いですし、その好意がにじみ出てしまい、彼から距離を取られてしまうことも……。

「運命の赤い糸が繋がっていたら、いずれは付き合うだろう」くらいに思っていたほうが、“長期戦”を乗り切る際には楽ですよ。その代わり「いけそうだ!」と思ったら、迷わずアプローチしてくださいね!

 

4:友達が恋人になるメリット・デメリット

最後になりますが、そもそも「友達から恋人」に昇格して、幸せになれるのでしょうか? そのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット3つ

(1)失敗が少ない

友達として長く付き合ってきた相手なので、性格や考え方は何となくでも理解できます。もちろん“付き合いだした途端に豹変……!”なんて人もいるにはいますが、そんなに多くありません。

合コンなどで知り合って付き合い始めるより、相手選びに“失敗が少ない”というのはメリットでしょう。

(2)浮気されにくい

彼氏が友達ということは、その友達も自分の友達であることが多く、あなたが彼の交友関係を把握しやすい環境になります。彼氏の男友達もあなたのことを知っているわけですから、彼を「女遊びしようぜ!」と誘うことができません。

同じコミュニティ内で付き合えば、「あのふたりはカップル」という認識が周りにも共有されます。男としては浮気や女遊びがしにくい状況になるんです。

(3)結婚しても楽しい

もともと友達関係なのですから、お互いに気が合うということ。また、一緒に遊んだり飲んだりを楽しめる関係ということです。その楽しい関係は結婚しても続くでしょう。

年収や家柄など“結婚を見据えて”のお付き合いよりも、“友達から”だと、楽しい結婚が期待できるのではないでしょうか?

共通の友人も多いでしょうから、結婚式も楽しくなりそうですよね!

デメリット3つ

(1)新鮮味がない

例えば合コンなどで知り合って付き合い出したカップルであれば、お付き合いを進めるうちに「えっ、そんな過去があったの?!」なんて驚きがあります。でも、友達同士から付き合い始めると、新鮮な驚きというのはありません。

定期的に“驚き”などの新鮮味がないと、そのお付き合いはマンネリ化するかもしれません。

もちろん、「ラブラブだから問題なし!!」という場合は別ですけどね!

(2)余計な情報まで耳に入る

友達から付き合い始めると、共通の知り合いという存在ができやすいので、それらの人々から“余計な情報”を知らされて悶々としてしまう……なんてことがあります。

過去の恋愛遍歴や、グループ内での彼の評価など、ちょっと気になる話が耳に入ってしまうんですね。これは、まったく別のコミュニティに属している同士で交際したならば、悩まなくていい問題です。

共通の友達が多いということは、メリットでもありますし、デメリットにもなるのです。

(3)破局すると目も当てられない

友達が恋人になるデメリット、その最たるものが、“破局すると目も当てられない”ということでしょう。普通のお付き合いならば、別れても「バイバイ」で済みますが、友達グループ内で付き合っているとそうもいきません。

たとえば、学校の仲間内で付き合い始めた場合は、同窓会などで破局後も繋がりが残りますし、完全に縁を切りたいと思えば、どちらかがそのグループから抜けるしかありませんよね。

周囲の友達に気を遣いますし、その他の友人関係もギクシャクするかもしれません。

 

いかがでしたか?

彼のことが本当に好きならば、それが友達関係であろうと、どうであろうと、男性に気持ちはしっかり伝わります。

身近な人を好きになるのは当たり前のこと。やましいなんて思わず、堂々とアプローチしてくださいね!