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女とは全然違った!「男が恋愛モードになるまで…」3変化が凄い

賭弓郁穂

賭弓郁穂I.Kakeyumi

目次

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変化1:視覚モードで女性を評価

「まず最初は見た目でしょ。外見で無理なら恋愛対象には入らない」(21歳男性)

「見た目や雰囲気は結構大切ですね。けど、好みのタイプじゃないとダメってわけではないんですよ。男は結構ストライクゾーン広いですからね(笑)」(29歳男性)

はい、男性はまず、視覚モードで女性を評価します。

男性は「目に見えるもの」が大好きなようです。(逆に言うと、女性ほど「目に見えないところ」まで思考を張り巡らすことが得意ではない……)。

そのため、恋愛においても男性は視覚情報に大きなウェイトをおきます。視覚情報を頼りにして、恋愛対象になるかならないか女性を評価しているんです。

なので「男ウケの良いファッション・メイク」=モテるという図式も、あながち間違いではないわけです。

変化2:探索モードで獲物をロックオン

「遠くにいる美人よりも、近くにいる普通の子の方がいい」(25歳男性)

「見た目がそこそこでも、よく会う子がいたら狙っちゃおうかな?って思っちゃいます」(31歳男性)

視覚モードでストライクゾーンに入った女性がいれば、男性は次に探索モードに入って獲物を選別します。

気に入った女性全てにアプローチをかけていては、時間を要するばかりですよね。

気に入った女性の中でも「よく顔を合わせる」「笑顔で会話してくれる」など“自分でも手が届きそう”な女性に的をしぼって、狩りの標的にします。

なので意中の彼を落とすためには、会う頻度を上げて、“手に入りそう感”を出しましょう。お高くとまったり、高嶺の花のような演出をしたりは逆効果です!

変化3:狩猟モードで相手を惚れさせる

「追っている最中の男はまだ恋には落ちていないんですよ。“落とせるかな?”っていうゲームに夢中になっているだけ」(27歳男性)

「アプローチかけてすぐに落ちる子にはあまり興味を引かれないし、手に入った瞬間飽きることもある。やっと落とせたっていう子ほど大事にする。それだけ頑張ったから」(35歳男性)

獲物をロックオンした男性は、いよいよ狩猟モードに入って相手の女性を惚れさせるための努力に励みます。

実はこの段階が今後の二人の関係にとって、最も重要な段階になります。

注目してほしいのが、男性は自分が「惚れる」よりも先に相手を「惚れさせる」ための行動に出るという事です。

そのため、狩猟モードの時にあっさり捕まえてしまった女性には、恋に落ちません。狩猟モードの時に、努力を積み重ねる事で少しずつ自分にとって相手がどれだけ価値のある存在かを認識していきます。

「手に入らない存在=お高くとまる」ではない

勘違いしないで欲しいのは、「手に入らない存在=お高くとまる」ということを言っているのではありません。彼の言い成りになったり、すぐに彼の言う意見へと同調したりするような態度がNGということです。

どんなに好きな彼だとしても、間違っていたり自分がそう思わなかったりする時はハッキリ自分の意見を出すべきです。そういう女性こそ、男性からすると「簡単に手に入らない」わけです。

男女の違いが恋路にも影響しているかも!

なんとなく筆者の分析ですが、

女性は「自分の気持ちに気付いてから、恋に向かってアプローチ」

一方で男性は、「アプローチをしかけていく段階で徐々に自分の気持ちに向き合っていく」

こんな変化の違いがあるような気がしました(全ての男女がそうとは言いませんが)。

こういった男女の差異が、よくある「男って気持ちがなくてもヤレるんでしょ!?」「女って気持ちが冷めたからってなんでそんなアッサリ別れられるんだ」といった軋轢(あつれき)に繋がるような気がしますね。