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自慢の彼だけど…試合より過酷!? 「スポーツ選手との恋愛あるある」

山根ゆずか

山根ゆずかY.Yamane

常に周囲に女がいる

筆者の親友Tは、かつて超有名サッカー選手と交際をしていました。

当然彼は女の子たちにモテモテ。有名人でモテモテの彼ですから、彼女も100%信用しているという訳ではありませんでしたが、彼が試合のチケットを彼女にプレゼントして、彼女も応援に行くなど、交際は順調に進んでいるようでした。

ところがある晩、Tと筆者が都内のあるクラブに出かけると、なんとVIP席に彼の姿が。しかもモデルらしき美女たちを交えた数名のグループでわいわい楽しんでいました。

Tが彼に会いに行くと、なんとも言えない塩対応。その席に合流させてくれるわけでもなく、すげなく追い返されてしまいました。横で見ていた筆者もとても気まずい気持ちに。

結局彼にとってTは、真剣交際の相手ではなく、数多く存在する“ちょっと仲の良い女の子”に過ぎなかったようです。

「女が勝手に寄ってくるから仕方ない」

もちろん、スポーツ選手だって有名人だって、誠実な人はたくさんいます。

しかし、筆者が別のスポーツ選手の知人から聞いたところによると「自分からアプローチをしなくとも、女が勝手に寄ってくる」というのも事実のよう。

これでは心配がつきませんよね。

彼女としてきちんと公表してもらう

スポーツ選手で有名人な彼がモテてしまうのは、ある意味仕方のないこと。それを阻止する事は、彼の仕事を邪魔することにも繋がりかねません。

とはいえ、彼女ばかりが心配している関係はフェアではありません。本当に真剣に交際する気があるのなら、ちゃんと周囲に彼女として紹介してもらうべきです。

深い関係になっても彼女を公表したがらない彼は、要注意と言えそうです。

 

試合前は連絡できない

こちらは、以前バスケットボール選手とお付き合いをしていた、筆者の友人Aのお話。

Aと彼はとても仲が良く、試合で地方に遠征中の彼のホテルに泊まりに行ったり、そのまま試合を観戦したりと、ありきたりなデートではない新鮮な交際を楽しんでいました。

そんなある日。彼女が急激な腹痛に襲われ、救急車で運ばれるという事態に見舞われたのです。

心細くなったAは、当然、彼に連絡を取りたいと思いました。でも、何度連絡しても、電話はおろかメールにも返信がありません。

翌日やっと彼に連絡がついたと思ったら、「試合前に何度も連絡してくるな」と彼は怒り口調。事情を説明しても全く取り合ってくれず、「もう重いから別れたい」と言われてしまったのです……。

「試合前の緊張感を理解してほしい!」

筆者の知人には、男女を問わず現役スポーツ選手が何人かいるのですが、彼らの試合前の集中力と緊張感は、確かに普通の生活をしている我々にはとうてい理解の及ばないものです。

恋人のことは大切に思っていても、その集中を切らせてしまうような行動は、彼らにとってはご法度。

とはいえ、彼女としてはちょっと辛いところですね。

自分の要求は伝えていくのが正解

日本では歌舞伎役者を夫とする“梨園の妻”が有名ですが、“スポーツ選手の妻ならこうあるべき”とか“芸人の妻ならこうあるべき”など、職業によって“パートナーはこうあるべき”だという考え方があります。

もちろん、試合で良い結果を出せるようにサポートするのは、パートナーとしての務め。でも、だからといって自分が我慢をしすぎてしまう関係は、やはり健全とは言えません。

わがままを通せというわけではありませんが、二人がお互いにどうしてほしいかを話し合うべきなのは、どんなカップルだって同じこと。相手がどんな人であれ、お互いに幸せになれる方法を追求しましょうね。

 

いかがでしたか?

ちょっと過酷ですが、それを補って余りある、魅力的なスポーツ選手との恋愛。ハマったら抜け出せなくなってしまいそうですね。