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むしろイイ男?「いつも割り勘デートしかしない男」が割り勘にする理由

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:割り勘男は堅実派?

「僕の場合は、将来のことを考えて貯金をしているから、たとえ彼女といえど割り勘にしてその分は二人の将来に備えられればと思っています」(Hさん/28歳)

――彼女のことは好きなんですよね?

「もちろんです。だからこそ、普段は“ケチ”って言われようと割り勘にしてるんですから。彼女にも“将来のために一緒に貯金しよう”って言ってるので、わかってもらえていると思います」

デートのたびに食事を奢り、泊まりの場合は宿泊代も出し……としていると、男性の方には貯金をする余裕がなくなってしまうことも。結婚を真面目に考えているからこそ割り勘という選択肢もあるようですね。

2:男女平等観を持っている

「彼女が俺と同じくらいかそれ以上稼いでいるのを知っているし、彼女は自分の仕事にプライドを持ってやっているから、割り勘にする方が失礼になるんじゃないかと思って」(Yさん/26歳)

――彼女さんは同じ年ですか?

「いいえ、彼女の方が年上です。だからってこともないですけど、男女平等が良いって言っていながら、奢られたいっておかしくないですか? 本当に男女平等だって考えるなら、割り勘が合っているでしょ」

女性もガンガン仕事をするのが当たり前になっている現代。男女平等を訴えながら、デート代は男が出すものと決めてかかるのは確かに少しおかしい気もしますね。年上彼女を立てるという意味で割り勘を選ぶ男性もいるんですね。

3:カッコつけすぎない

「正直デート代を全部出してると生活がカツカツなんですよ。そうなると自分に余裕もなくなって、彼女ともケンカしやすくなっちゃうでしょ? それよりは素直にお願いして割り勘にしてもらって、いつも心に余裕がある方がいいかなって」(Kさん/27歳)

――彼女にお願いしてるんですか?

「そうですね。最初のデートの時に、本気で付き合っていきたいからってことでお願いしました。ちょっと勇気はいりましたけど、おかげで彼女に見栄を張らなくて済むから、すごく楽に付き合えています」

男の人ってプライドが邪魔して、彼女に正直に言えないことも多いはず。でもこうやって最初から打ち明けてくれるのって、本当に信頼していて、相手が許してくれるって思えるからできることですよね。

4:たまに大きなプレゼントを

「普段のデートで毎回奢るより、彼女の誕生日とかクリスマスとかそういう時に大きめのプレゼントをしたい派なんです」(Iさん/30歳)

――記念日を盛大に祝う感じですね。

「そうそう。普段奢れない分、誕生日の日は豪華なレストランで奮発して、プレゼントも毎月貯めた中からちょっと高めのモノを選びます。その方がメリハリがあって喜んでくれると思うんです」

確かに、毎回奢られることに慣れてしまうと、女性の感謝する気持ちだって薄れてしまいそうです。誕生日などの記念日が一日すごくハッピーだったら、それ以外の日に多少割り勘になっても許せてしまいそうではないですか?

さて、割り勘にする男性たちの本音を聞いてみましたが、いかがだったでしょうか。

もちろんこんな風にしっかりと考えず、ただ「金ないし、奢るのはちょっと……」と思っている人もいると思いますが、しっかりと考えている男性がいることもお忘れなく。

彼との将来にとっては、普段奢ってもらうよりももっと大きなメリットのある選択肢を選んだ方がいいこともありそうですね!