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彼女がいても…って!? 「狙った男を確実に手に入れる」すごいテク

中田綾美

中田綾美A.Nakata

1:カレノートをつける

今までの恋愛勝率がなんと9割だと豪語する女性がやっている習慣は、“カレノート”をつけること。

好きな人ができると、カレに関する知りうる限りの情報を全部書き留めておくのだそうです。

たとえば、身に着けているファッションやカレとの会話、印象に残った発言、デートで飲み食いしたもの。

さらには、「○○の話題を掘り下げきれなかったから、次はもっと掘り下げよう」など、反省点も記しておくといいます。

<僕が見てきた恋愛勝率が高い女性は、必ずといっていいほど、相手のことをよく観察し、一言一句聞き逃さない勢いで、相手の話を聞いています。

(中略)「相手に興味を示す」というのは、その人を作っている過去と現在を知ろうとすること。好きなもの、嫌いなもの、価値観、夢、目標、生活スタイル、育った環境など、今の相手を形成している背景を深く掘り下げるよう、つとめましょう。>

あなたはこれまで好きになった異性について、どれだけ興味をもって情報収集したことがあるでしょうか?

「カレは私のことどう思っているのだろう?」というのは、カレのことを考えているというより、自分に意識が向いているといえます。

うじうじ悩むくらいなら、カレを観察するなり直接会話するなりで、しっかり情報収集に努めましょうね! 

2:相手の傷口を見つけて寄り添う

お次は、“彼女がいる男”でも落とせるというすごい手口。ある女性はこんなふうに語っています。

<一緒にいるとき、なんだか相手の様子がおかしいなと思ったら、余計なことは言わずに、そっとしておくの。

そうするとね、ポツリポツリと自分のことを話し始めるから、口を挟まずに相手の話を最後まで聞いて、つらかったね、と言って抱きしめてあげる。

そうするとほとんどの人が、気がつかないうちに私のこと好きになっているの。すごいでしょ(笑)>

この手口を用いるのに、必要な条件は2つ。

(1)相手をしっかり観察する

“なんだか相手の様子がおかしい”と気づくためには、普段から相手をしっかり観察しておく必要があります。

表情や声色、あるいは“いつも身なりをきちんとしているのに、今日に限って寝癖がついている”など、どんなささいなサインも見逃さないことで、相手の異変に気づくことができるのです。

(2)相手の話をしっかり聞く

男性は基本的に弱みを見せたがらない生き物。そんな男性に愚痴や弱音をはかせるには、「こいつには何でも話せてしまうな」という信頼を得る必要があります。

そのためにも、相手の話の腰を折らず最後までしっかり聞く、相手に共感する……という傾聴の姿勢が欠かせません。

相手に本命彼女がいたとしても、「なんか彼女よりもこいつに話したほうが落ち着くな」と思わせれば、勝利はもう目の前といっていいでしょう。

 

テクニックの具体例2つを紹介しましたが、いずれも根底にあるのは“観察”と“傾聴”であることはおわかりいただけたかと思います。

恋は盲目……といわれるように、誰かを好きになると舞い上がり、“観察”+“傾聴”をおろそかにしている女性が意外と多いのでは?

今こそ基本を大事にして、狙った男を確実にものにしちゃいましょう!

  

【参考】

藤本シゲユキ(2017)『本命になる技術』(WAVE出版)