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本性がまるわかり!「酒の飲み方」でわかる性格診断

中田綾美

中田綾美A.Nakata

年末年始に向けて、これから飲み会の機会も増えてきます。酒の席では普段は見ることのできない誰かの意外な一面が現れることもあり、「あれ、この人ってこんなキャラクターだったっけ」と驚かされることも少なくないですよね。

泣き上戸、笑い上戸など、人によって現れ方はさまざまですが、こうしたお酒の席での癖には何か意味があるのでしょうか? 心理カウンセラーの木田真也さんは、以下のように分析しています。

「基本的にお酒を飲むことで理性のワクがゆるみ、普段抑圧していることが表に出ます。つまり酔って泣く人であれば普段泣くことを我慢している、怒り出す人は怒りをためているということですね」

なるほど。酒の席での癖は、その人の本性を現しているといえるのですね。そこで、お酒の飲み方でわかるその人の本性について、木田さんに具体的に分析してもらいました。

 

目次

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■1:セクハラする

酔っ払うと、やたらボディタッチしてきたり、あるいは卑猥な質問を浴びせてきたりなど、セクハラ行為に及ぶ不届き者の本性とは?

「ズバリ普段は上手く発散できていないということですね」

好きでもない相手からされると不快極まりないことですが、加害者もちょっとかわいそうな奴ということですね。もちろん、黙って耐え忍ぶ必要はありませんが、「さぞ欲求不満なんだなー」と寛容の精神で見てあげて、その場を静かに離れるのが賢明でしょう。

 

■2:普段無口だけどよくしゃべる

「普段は聞き役に徹している人が多いですね。言いたいことはたくさんあるのに、日頃は抑えていることがわかります」

シラフの状態では我慢していることを思い切り吐き出させてあげましょう。

 

■3:酔うとかえって無口になる

シラフでは陽気なのに、酒が進むにつれて、口数が少なくなる人もいますが……?

「普段は無理して明るく振る舞っているのかもしれませんね。また、酔って何か失敗した、などで過剰に警戒心が強くなっている可能性もあります」

酒の席でこのタイプの人に「ノリが悪い!」などとやたら絡むと、余計な気遣いをさせてしまうので、そっとしておくほうがいいかもしれませんね。

 

■4:泣き上戸

「人に気を遣う性格だけれど、本当は自分が気を遣われたいタイプといえます。夢見がちで子供っぽい人が多いです」

 

■5:他人に絡む

酔うとやたら説教くさくなったり、他人にイチャモンをつけたりするなど、いわゆる“絡み酒”する人の本性とは?

「普段は自己主張を抑え、人に気を遣いストレスをためていることの反動ですね。

このタイプの人は、付き合いが長く心を許した相手に対しては、シラフでも説教臭い一面が出やすいでしょう」

本当は自己主張したくてしたくてウズウズしているのですね。

 

■6:裸になりたがる

羽目をはずしてしまうというか、酔うと裸になりたがる人もいますが……?

「平均よりも多くのストレスをためている傾向があります。そのはけ口として、酔うと脱がずにいられないのでしょう」

もちろん公道で脱ぐのはアウトですが、気心知れた仲間内での飲み会であれば、「いろいろ大変なんだろうな」と生温かく見守ってあげましょう。

 

■7:ひとり酒が好き

“酒の席での癖”とはやや異なりますが、“飲み会”が嫌いで“ひとり酒”したがる人の性格や心理はどんなものなのでしょうか?

「単純にうるさいのが嫌い、飲み会のノリが嫌いというのもありますが、本音を知られるのを恐れているとも分析できます。また、飲み会で羽目をはずしすぎて失敗したなど、苦い経験があるのかもしれません」

ひとり酒が好きな男性が、あなたと一緒に飲むようになったとすれば、かなり心を許した証拠といえそうですね。

 

以上、お酒の飲み方でわかる本性についてお届けしましたがいかがでしたか? これらの特徴をおさえておくと、酒の席での人間観察がより楽しくなりそうですね!

 

 

【取材協力】

※ 木田真也・・・1979年生まれ。高校卒業と同時にカウンセリングを学び始める。あらゆる心理療法を学び、20代半ばで恵比寿カウンセリングルーム代表に就任。以後、恋愛専門のカウンセリング、“恋愛セラピー”や日本初の恋愛スクールを開業。今までにカウンセリングをしたクライアントは3,000人以上となる。現在、恋愛問題専門のカウンセラーとして活動中。公式HPはhttp://www.mahali.co.jp/、公式ブログはhttp://ameblo.jp/shinya-kida/